北海道/札幌で定期開催しているサークル型メンタル自助グループです!

札幌で定期開催をしている「札幌メンタル自助交流会」です。ストレス、生きづらさ、悩み相談、うつ病、発達障害(グレーゾーン含む)、依存症、ひきこもり、PTSD、AC、摂食障害、不安障害などサークル形式で参加が出来る自助グループ(コミュニティ)です。

HOMEブログページ ≫ 札幌メンタル自助交流会vol.72を開催しました! ≫

札幌メンタル自助交流会vol.72を開催しました!

image0 (4)
【今回のトピック】

※以下、参加者さんによるご発言の要旨をまとめたものです。

1.気分を好ましい方向へ持っていくための習慣及びノウハウについて

(1)(習慣)朝に好きなものを食べる。

高級食パンや、ドリップコーヒー、その日の気分に応じてカフェオレなど。

(2)(習慣)YouTubeを観る。

お笑い系など。なお、お笑い系の動画で笑えるか否かで、そのときの気分の状態が分かる。どんな動画を観てもまったく笑えない場合は、非常に気分が落ち込んでいることを示す。

(3)(習慣)10km程度の散歩をする。

歩行距離が長くなれば、寂しいと思う時間が短くなる。

(4)(習慣)近所の人などと話す。

犬の散歩をしている近所のご高齢の方など。犬に関連してハプニングがあったが、それを通じてその近所のご高齢の方と交流を図ることができた。

(5)(ノウハウ)気分が落ち込むときのパターンを把握する。

職場や学校、習い事など通い先、及びご家庭など、やはり対人場面に起因して気分が落ち込むことが多い。また、そのような気分の落ち込みは、個人差等もあるが、おおよそ1~2週間ほど続く。

2.(友人など)誰かが前向きになれるような働きかけについて

(1)状況を把握する。

《親友(10年以上の関わり)について》
・気分の落ち込みによる不調がある
・介護を必要とする親と同居している
・療養や介護で時間・体力に余裕がない
・社会的な場へ出にくい
・福祉サービス等の利用は望んでいない

(2)ノウハウを活かす。

優先順位としては、①親友の療養、②親御さんのニーズ(≠希望)に沿った福祉サービスの利用の検討、③社会的な場への進出になってくると考えられる。

①としては、カウンセリング(心理療法)を受けて、心の整理整頓を試みるよう勧めることが挙げられる。その際、カウンセリング(心理療法)を受けたことがあるのであれば、その体験談について伝えられると尚良である。そのほか、当会のような自助グループや、家族会に参加してみることが挙げられる。

②としては、専門の方に相談することが挙げられる。例えば、高齢者福祉サービスに関するご相談は、各区役所の「保健福祉課福祉支援係」が窓口となっている。

3.カウンセリング(心理療法)を受け始めたきっかけについて

抑うつ状態(≒気分の著しい落ち込みが数日以上続く状態)では、物事の判断や行動を起こすということが不可能で、頭痛やめまい、倦怠感などの体調不良も伴うことから、自らの意思でカウンセリング(心理療法)を受け始めるというのは難しい。

カウンセリング(心理療法)を受け始めたきっかけとしては、友人・知人・家族からの勧めや、病院やクリニックでの診察を経たもの、大学や職場のメンタルヘルス系の相談窓口がカウンセラーに繋いでくれたものなど、周りの方の働きかけが主となっている。

4.気分の落ち込みが続く期間について

いくつかの証言によると、だいたい1~2週間とみられる。ただし、気分の落ち込み方については誰しも一様ということではなく、「うつ状態のときの方が読書が捗る」という方もいる。

5.機能不全家族内での家族との関わり方について

やはり親等(ストレッサー)との物理的な距離を確保することが重要である。中には、弟妹を庇うために、両親が喧嘩している現場から遠ざけるような立ち回りをしたという体験談もあった。

6.職場や学校、習い事など通い先のイヤな人との関わり方について

職場や学校、習い事など通い先にイヤな人がいる場合、自分以外にもそのイヤな人について同じく思っている人が居るかもしれない。なので、そのような方に思い切って話してみて、ウマが合えば、気がラクになる筈。

7.自らの疾病・障がいを打ち明けるか否かについて

相手に「普段は仕事をしている」と伝えている場合に、例えば、毎日、昼間にSNSを何度も更新している等をしていて、それが相手にバレているとすると、次第にその相手から「本当に仕事をしているのか?」と疑われるリスクが生じてくる。なので、発言の内容と実際との整合性を取りにくくなる。かと言って、自分が相手に疾病・障がいを持っているために、普段は仕事をしている訳ではないということを打ち明けると、相手にその疾病・障がいの特徴をググられたり、それに伴ってイメージが下がったり、しまいには、嫌われかねない。なので、このような疾病・障がいを抱えているときは特に、見捨てられ不安に苛まれやすい。したがって、少なくとも当該疾病・障がいについて理解があり、秘密は絶対に保持できるような人にしか、自らの疾病・障がいを打ち明けることはできない。

8.休職中や休学中の取り組みについて

この際なので、食生活を見直したり、睡眠習慣を整えたりするという考え方もある。

9.疲れやすさの正体について

やはり、聴覚を主とした神経の消耗による影響が強いとみられる。なので、イヤホンやイヤーマフといった防音のためのアイテムがあると良い。また、家庭では十分に休息をとることが難しいという方もいる。そのような方は、極力、外出せざるを得ないという現状がある。ここでもやはり物理的な距離が影響しており、解決へ導くためには経済面等の長期的なプラニングが必要となる。

【開催データ】

・開催日時:令和7年4月18日(金)18時30分~20時00分
・参加者:5名(司会を含む。)

なお、今回は掲載用の写真を取り忘れたため、当日12時45分ごろの札幌駅付近上空の写真を載せています。

この写真は「ひつじ雲」と呼ばれる雲で、温暖前線が接近しているときなどにみられます。ひつじ雲がみられるときは、雨が降る前触れといえるでしょう。

気圧の低下や降水が見込まれた中、この日は当会の交流会にご参加してくださり、ありがとうございました。またいつでもお越しください。

初めて参加しようかなと考えている方も、久しぶりに参加しようかなと考えている方も、ぜひ、大歓迎です!では👋

うちうみ
2025年04月20日 00:37

モバイルサイト

札幌のサークル型メンタル自助グループです!うつ病など悩み相談スマホサイトQRコード

スマートフォンからのアクセスはこちら