北海道/札幌で定期開催しているサークル型メンタル自助グループです!

札幌で定期開催をしている「札幌メンタル自助交流会」です。ストレス、生きづらさ、悩み相談、うつ病、発達障害(グレーゾーン含む)、依存症、ひきこもり、PTSD、AC、摂食障害、不安障害などサークル形式で参加が出来る自助グループ(コミュニティ)です。

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札幌メンタル自助交流会vol.75を開催しました!

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本日の参加者は5名(司会含む)の参加。

本日16回目のファシリテーターを務めさせて頂きました。「ともこ」です。

本日のメンタル自助会の話題は

1)ある発達障害関連本の出版に関して差別的な表現で怒りを感じた出来事。

2)人と話すと身体症状が出てしまい悩んでいたが、当日のコンディションで本日の自助会に参加できた。

3)勤務先のジムで、ある女性の利用者が他の利用者に対して過干渉になり人間関係のトラブルに対しての懸念。

4)転職を検討中。「頑張ってできること」と「やっても続かない」ことの区別を知りたい。

1)~4)が話題になりました。


1)について
・当事者の立場から、本のタイトルや内容、表見について非常に不愉快に感じた。しかも同じ出身でSNSでも叩かれている。しかもその作者はカウンセラーと名乗っているが、医師免許や心理師の資格も無く医療監修がなっていない為、不快に感じた。印税や本を読んだ人はどんな気持ちなるのか。この話題を聞いた時、私自身も看護師の資格を持っているため、根拠のない内容はとても不快と憤りを感じた内容でした。

2)について
・数年間引きこもりで人前に立つと頭痛などの身体症状が出現してしまうが、人前で話をして頑張ってみようと思った。その場所の一つとして自助会だった。

3)について
・ジムで数名指導しているが一人が経験者(中年女性)で他の利用者に対して過干渉になっている為、利用者同士のトラブルに発展する可能性もある。同じような体験でジム内で利用者の過干渉でトラブルになった体験談もあった。中年女性利用者にとの関わりについて悩むが今の所は大きなトラブルが無いため様子を見ることにする。

4)について
頑張ってできることと、やってもできないことの境界線を決めておく。
給料と働き方を自分で決めてみる。
派遣会社を利用して相談してみる。

1)~4)の意見がありました。

又、本日は少人数の為、残り時間をフリートークをしました。

SNSでの評価が話題になり、グルメや医療、美容などのSNS評価の影響が話題になりました。その他、税金や物価高騰、年金についての今後の影響について懸念する声もありました。

その中でメンタル自助会に参加することで「体験者から話を聞くことができる」「愚痴や不安を言いやすい」などの意見がありました。

本日は少人数でしたが「いつもより人数が少ない分、話をすることができて良かった」という参加者の声もありました。

小人数でもメンタル自助会の意味を新たに再確認することが出来ました。

本日は寒い中、ご参加いただきありがとうございました。
2025年05月10日 21:28

札幌メンタル自助交流会vol.74を開催しました!

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本日は74回目となるメンタル交流会(自助会)を札幌エルプラザにて開催しました!

主催者(司会)を含む10名での開催となり、初参加の方も多かった印象です!

その中でも2年ぶりに参加をしてくれた方&1年ぶりに参加をしてくれた方も居て主催者としては本当に嬉しかったです!

まだまだ歴史と伝統の浅い当会ですが、毎月の地道な開催を重ね続けていくことで何時でも誰でも参加が出来るメンタルのセーフティネットを目指すべく今後も精進していくことは自分と会の成長にも繋がっていくと改めて再認識をしました。

そして願わくばですが、今後も影ながらでも会の活動に対し賛同し支えてもらえれば私(代表)含め手伝ってくれているファシリテーターにとっても大変嬉しくもあり勇気の力になります。

時に至らない点もあるとは思いますが参加される皆さんのご理解と協力があって成り立っている当活動でもありますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。


前置きが少し長くなりましたが本日のキーワードとしては、

・春から新しい職場で働いているが自分のメンタルが落ちていくのが不安という話
・仕事中もパワーバランスを一定に保ちたいが必要以上に頑張って疲れてしまうこと
・長年に渡って仕事をしている職場だが他者からの言動を時に気にしてしまう悩み
・以前に参加をしたことで自分が家庭内DVをされていると認識をしたため今回は意見共有を求めに来た
・メンタルを病んで学校に通えなくなったことと今後の方向性に対する悩み
・何度も手洗いをしたり確認をすること、他者に迷惑をかけてしまうことへの悩み
・パニック障害の悩み、仕事を何度も辞めていること、皆が幸せそうに見えることや自分の性格面での変化
・コミュニケーションに関する悩み、過去の悪しき経験がトラウマになっていることとイジめの本質について
・対人関係(相手の言動や反応)によって自分のメンタルバランスが変わり振り回されていること
・世間的にGWムードになったことで浮き彫りになった孤独と疎外感

という内容で上記のキーワードを基に皆さんと時に楽しく真面目に濃厚な意見共有と情報交換が出来たことを感謝いたします。

少しでも本日の場が参加者さんにとってメンタルの調和になっていれば会として大成功だったと思います!

これから参加される方も自助会の場を有効活用してほしいと願っています!

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主催代表のチラ裏

本日は2年ぶりに参加をしてくれた方&1年ぶりに参加をしてくれた方が居たので、会を作って2年ちょっとの歴史を振り返る良い機会にもなりました。

真っ先に思う感覚としては初めて開催をしたのが23年2月でしたので、まだ2年ちょっとしかやっていなかったんだなということです。

個人的な感覚としては少なくとも3年以上はやっているような感覚がありました。

それはこの期間で開催回数を重ねて突っ走ってきたからかもしれませんし、活動を通して様々な出来事や思いを重ねてきたからかもしれませんし、たくさんの方に参加頂いて様々な共有をしてきたからかもしれませんし、自分の日常的な人生(社会生活とプライベート)と当活動が調和された結果かもしれません。

答えは多分、全部だと思います。

そして大事なのはここからどう思っていくのかだとも思いました。

何故この会を作ったのか?この会を続けるに至って今の自分は何を思っているのか?自分の能力で出来ることをちゃんと出来ているだろうか?他に具体的に出来そうなことはないだろうか?…そんなことを帰り道に考えながら帰りました。

そこで何となく感じていることを言語化すると「良い意味で盛り上げたい!もっとガチンコで不安、悩み、気持ち等を本気で言い合える場にしていきたい!」でした。

それはある程度クリアできている実感もありますが、それと同じくらい(それ以上)にまだまだ潜在需要があるはずだという物足りない感覚の正体がこれだと思います。

物足りない感覚を埋めるために、まずは今まで通り毎月の定期開催を続けていくことを自分が出来ることとして励みたいと、ひとまず答えは出ました。

現在進行形でメンタルが荒んでいたり、努力をしたくても今はどうしようもない状態だったり、どうすればいいかわからず八方塞がりだったり…メンタルのセーフティネットを目指している自助会というコミュニティの性質上そんな状況の参加者の方にも心の底から来てほしいと願っていますし、実際に来てくれてる方が少なくありません。

そのような経験というのは今は辛いかもしれませんが、後にその経験を糧にしてプラスにする生き方が出来る世界線もあることを私は主張したいです。

ぜひぜひ、自分の力を通して何かを与えられる人間がメンタル界隈を通して増えて欲しいと思った今日という一日でした。
2025年05月03日 23:53

札幌メンタル自助交流会vol.73を開催しました!

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本日(4月26日)は73回目となるメンタル交流会(自助会)を札幌エルプラザにて開催しました!

司会である主催者含め13名での開催となり、遠方は道北方面からの方、他団体の主催をしているという方も参加者として来てくれました。

初参加の方、久しぶりの方、リピートの方と比率もバランスが良かったと思います。

そんな本日の内容としては人数が多かったこともあり共有した問題と意見にもボリュームを感じました!

<本日の主なキーワード>
・差別(区別)をされないためにはどうしたらいいか
・家族/家庭問題
・IQに関する疑問
・新しい環境での私生活の充実化
・新しい職場での悩み事
・最近、手帳を取得したのでB型事業所に通う
・冬季うつがあるため南のほうに引っ越すプラン
・人にどう見られているか過剰に気になり緊張する
・社会生活では立ち振る舞いが出来るけれど私生活では自信がなく不安が障害になっている
・これから新しい治療薬を飲むが、その効果に対する期待と希望
・職場の同僚とのトラブルがストレスになっているエピソード
・今までに自分が退職した共通法則がそれと合致していること

などなど、、、上記に関することの意見と情報の共有をしました。

そして本日は新しいコンテンツの導入として自己紹介時に最近のメンタルコンディションを1(最低)から10(最高)の中から数字で言ってもらいました!

自分で現在のメンタル状態を数字で表して把握をしてもらうことで今の自分を理解出来ること、教えてもらう方としては数字に応じて配慮等も変わってくるかと思います!

後に参加者さんに聞いてみると好評でしたので、次回以降もメンタルコンディションの公言を自己紹介時にルーティンとして取り入れることで自助会としての精度が高まると思います!

余談ですがメンタルコンディションは7~8くらいがバランス的に良く、9~10の最高点が続くとそれが落とし穴やリバウンドになってしまう危険性があることもわかりました。

これを機会に私含め、ぜひぜひ皆さんも自分のコンディションを定期的に自己理解&自己把握が出来れば生活との調和が上手く取りやすいと思います!

会としては着実に小さなアップデートが出来たことに手応えを感じた本日のメンタル交流会(自助会)となりました!

そして本日参加された皆さんが自助会の外にある各々の生活の中で少しでも良い方向に向かって行けることを主催者として願っています!

参加された皆さんお疲れ様でした、ありがとうございます。
2025年04月27日 00:12

札幌メンタル自助交流会vol.72を開催しました!

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【今回のトピック】

※以下、参加者さんによるご発言の要旨をまとめたものです。

1.気分を好ましい方向へ持っていくための習慣及びノウハウについて

(1)(習慣)朝に好きなものを食べる。

高級食パンや、ドリップコーヒー、その日の気分に応じてカフェオレなど。

(2)(習慣)YouTubeを観る。

お笑い系など。なお、お笑い系の動画で笑えるか否かで、そのときの気分の状態が分かる。どんな動画を観てもまったく笑えない場合は、非常に気分が落ち込んでいることを示す。

(3)(習慣)10km程度の散歩をする。

歩行距離が長くなれば、寂しいと思う時間が短くなる。

(4)(習慣)近所の人などと話す。

犬の散歩をしている近所のご高齢の方など。犬に関連してハプニングがあったが、それを通じてその近所のご高齢の方と交流を図ることができた。

(5)(ノウハウ)気分が落ち込むときのパターンを把握する。

職場や学校、習い事など通い先、及びご家庭など、やはり対人場面に起因して気分が落ち込むことが多い。また、そのような気分の落ち込みは、個人差等もあるが、おおよそ1~2週間ほど続く。

2.(友人など)誰かが前向きになれるような働きかけについて

(1)状況を把握する。

《親友(10年以上の関わり)について》
・気分の落ち込みによる不調がある
・介護を必要とする親と同居している
・療養や介護で時間・体力に余裕がない
・社会的な場へ出にくい
・福祉サービス等の利用は望んでいない

(2)ノウハウを活かす。

優先順位としては、①親友の療養、②親御さんのニーズ(≠希望)に沿った福祉サービスの利用の検討、③社会的な場への進出になってくると考えられる。

①としては、カウンセリング(心理療法)を受けて、心の整理整頓を試みるよう勧めることが挙げられる。その際、カウンセリング(心理療法)を受けたことがあるのであれば、その体験談について伝えられると尚良である。そのほか、当会のような自助グループや、家族会に参加してみることが挙げられる。

②としては、専門の方に相談することが挙げられる。例えば、高齢者福祉サービスに関するご相談は、各区役所の「保健福祉課福祉支援係」が窓口となっている。

3.カウンセリング(心理療法)を受け始めたきっかけについて

抑うつ状態(≒気分の著しい落ち込みが数日以上続く状態)では、物事の判断や行動を起こすということが不可能で、頭痛やめまい、倦怠感などの体調不良も伴うことから、自らの意思でカウンセリング(心理療法)を受け始めるというのは難しい。

カウンセリング(心理療法)を受け始めたきっかけとしては、友人・知人・家族からの勧めや、病院やクリニックでの診察を経たもの、大学や職場のメンタルヘルス系の相談窓口がカウンセラーに繋いでくれたものなど、周りの方の働きかけが主となっている。

4.気分の落ち込みが続く期間について

いくつかの証言によると、だいたい1~2週間とみられる。ただし、気分の落ち込み方については誰しも一様ということではなく、「うつ状態のときの方が読書が捗る」という方もいる。

5.機能不全家族内での家族との関わり方について

やはり親等(ストレッサー)との物理的な距離を確保することが重要である。中には、弟妹を庇うために、両親が喧嘩している現場から遠ざけるような立ち回りをしたという体験談もあった。

6.職場や学校、習い事など通い先のイヤな人との関わり方について

職場や学校、習い事など通い先にイヤな人がいる場合、自分以外にもそのイヤな人について同じく思っている人が居るかもしれない。なので、そのような方に思い切って話してみて、ウマが合えば、気がラクになる筈。

7.自らの疾病・障がいを打ち明けるか否かについて

相手に「普段は仕事をしている」と伝えている場合に、例えば、毎日、昼間にSNSを何度も更新している等をしていて、それが相手にバレているとすると、次第にその相手から「本当に仕事をしているのか?」と疑われるリスクが生じてくる。なので、発言の内容と実際との整合性を取りにくくなる。かと言って、自分が相手に疾病・障がいを持っているために、普段は仕事をしている訳ではないということを打ち明けると、相手にその疾病・障がいの特徴をググられたり、それに伴ってイメージが下がったり、しまいには、嫌われかねない。なので、このような疾病・障がいを抱えているときは特に、見捨てられ不安に苛まれやすい。したがって、少なくとも当該疾病・障がいについて理解があり、秘密は絶対に保持できるような人にしか、自らの疾病・障がいを打ち明けることはできない。

8.休職中や休学中の取り組みについて

この際なので、食生活を見直したり、睡眠習慣を整えたりするという考え方もある。

9.疲れやすさの正体について

やはり、聴覚を主とした神経の消耗による影響が強いとみられる。なので、イヤホンやイヤーマフといった防音のためのアイテムがあると良い。また、家庭では十分に休息をとることが難しいという方もいる。そのような方は、極力、外出せざるを得ないという現状がある。ここでもやはり物理的な距離が影響しており、解決へ導くためには経済面等の長期的なプラニングが必要となる。

【開催データ】

・開催日時:令和7年4月18日(金)18時30分~20時00分
・参加者:5名(司会を含む。)

なお、今回は掲載用の写真を取り忘れたため、当日12時45分ごろの札幌駅付近上空の写真を載せています。

この写真は「ひつじ雲」と呼ばれる雲で、温暖前線が接近しているときなどにみられます。ひつじ雲がみられるときは、雨が降る前触れといえるでしょう。

気圧の低下や降水が見込まれた中、この日は当会の交流会にご参加してくださり、ありがとうございました。またいつでもお越しください。

初めて参加しようかなと考えている方も、久しぶりに参加しようかなと考えている方も、ぜひ、大歓迎です!では👋

うちうみ
2025年04月20日 00:37

札幌メンタル自助交流会vol.71を開催しました!

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本日の参加者は11名(司会含む)の参加。初参加の方は3名でした。

本日15回目のファシリテーターを務めさせて頂きました。「ともこ」です。

本日のメンタル自助会は家族や日常生活に関するテーマでした。

1)目の前のことを後回しにして優先順位が解らない。

2)パートナーの親が亡くなりどのように声かけたらいいか解らない。又、自分自身もメンタルが落ちてしまう。

3)双極性障害の既往あり休息ができない。「休め」と言われるが休むとはどういう意味なのか。

4)家族について
・息子が昼夜逆転で心配。
・父親か新興宗教にはまり働かず、厳しいことを言われていた。母親だけが働いていた環境だった。その環境を見て育ってきた為、よく人と比べてしまう。
・進路について、親に大手企業に就職しなさいと圧力をかけられ自分の進路に悩んでいる。

1)~4)が話題になりました。

1)についての意見
・期日前や絶対やらないといけないことは先にやる。
・きっちり終わらなくていい。
・完璧に全部すべてやろうとしなくていい。
・目の前の単純作業から初めてみる。

2)についての意見
・遺族会に参加してしてみる。
・グリーフケア専門のクリニックや病院を利用してみる。
・同じ経験をもつ方の話を聞いてみる。

3)についての意見
・睡眠をとれるように環境等調整する。
・自分自身をだましながらコントロールしてみる。
・アウトドアを初めて見る。

4)についての意見
・今は息子さんが困っていないのであれば様子を見る。
・人と比べそうになる時は、その場の環境から離れてみる。又マイナスではなくプラスに考えてみる。
・長い人生なので自分のやりたいことをまず見つけてみる。進路について親の希望でない職種についても何とかなる。

その他)傾聴のみの方の感想
・人との距離感が難しいと感じた。
・医師と整体師しか話してなかったので今回は皆と話せてよかった。
・悩みを話す難しさを学べてよかった。


本日のメンタル自助会はご自身の悩みや体験談の他に、初めて参加の方やメンタル自助会の傾聴のみの方や久しぶりにメンタル自助会に参加する方もいました。

傾聴のみの方も「久しぶりに人の話を聞けて良かったです」と感想を述べてくれました。

初参加の方も「次回も又参加したい」という感想もありました。

また何回かメンタル自助会に参加する中でやっと自分の悩みの話をすることが出来た方や、前回のメンタル自助会で貰ったアドバイスを実行し、良い結果が出たという報告もありました。

司会を15回努めて「自助グルーブは同じような悩みや問題を抱えた人たちがお互いに支え合い、励ましあうことで、問題の解決や克服を図るクループ」であることを改めて実感しました。

本日はありがとうございました。
2025年04月12日 22:16

札幌メンタル自助交流会vol.70【勉強会】を開催しました!

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本日は70回目の札幌メンタル自助交流会としてメンタル勉強会を札幌エルプラザにて開催しました!

70回目となる会ですがメンタル勉強会という企画としては初めての試みとなりました!

そんな本日の会は主催者含む13名での開催となり、今回のテーマである心理学と帝王学の観点から「特性(苦手、短所、失敗)を逆手にとる」に関する皆さんの関心の高さを感じましたので私も自然と気合が入りました!

まずは私から手短な挨拶と本日の流れを説明し皆さんに自己紹介をしてもらいました。

この自己紹介は通常の会(自助会)ですと皆さんが「今悩まれていること、不安に感じていること」を中心に話してもらうのですが、

今回のメンタル勉強会では3分間スピーチとして自己紹介(例:趣味、何をしている時が楽しいか、何かやってみたいこと、普段はこんなことをしている、過去にこんなことをしてきた、最近こんなことがあった、行ってみたいところ、勉強会の参加目的、こんな自分になってみたい、etc…)をしていただきました!

その自己紹介に対して参加者全員から2枚の付箋に良かった点を書いてもらい、その付箋を回収して1枚の紙に貼り付けて話し手本人に渡しました!

その付箋には話し手の好印象な要素や他者から見た長所が少々踏み込んだ要素も含め書かれてあるのですが、そこに書かれてあることに「自分は気づいてないが他者は知っている自分」が多数書かれてあったと思います!

人は自分が思うほどに自分を客観視していないという事実と帝王学における球体思考(視野)から見た事実「盲目だった面の自分」に気付いてもらうことが今回の自己紹介プログラムの目的でした!

今回は参加人数が主催者含む13名でしたので、聞き手が12名×良かった点が書かれてある2枚の付箋=24枚(24個の良かった点)を自己紹介をした話し手に渡していますので、自分が気づいていない自分の良い点が多々発見出来たと思います!

会の中でもネタばらしはしましたが、この手法は企業の研修や大学の講義でもおこなわれています!元来なら良い点のみならず悪い点も書くのですが、それは今回の勉強用に少々アレンジを加えて実施をしてみました!

このようにあらゆる物事や出来事、概念思考に対してあらゆる他者(球体思考)からのフィードバックを通して気づきと既存の価値観への刺激が生まれてきます。

これを効果的に行うのが当会で普段行っている自助会だったり、世間一般でいうカウンセリングですが、この仕組み自体は決して特別なことではありません。資料にも詳しく書いてありますが日常の中でそんな話が出来る人や場所があると良いと思います!

そして自己紹介終了後には配布してある10ページ程の資料を解説し、特に要点となる箇所を力強く解説させて頂きました!

資料の中に主催者主点のリフレーミング&球体思考の事例、皆さんが知っている有名人のリフレーミング&球体思考の事例をそれぞれ「短所(性格、気質)編、苦手編、失敗編」としてまとめてありますのでイメージを掴んで頂ければ嬉しいです!

そしてそのイメージを自分の中で認識している「短所、苦手、失敗」に対してリフレーミングと球体思考の観点から軌道修正をして欲しいと思います。

資料の中にも書いてありますが上手に生きている人(成功者など)はリフレーミング&球体思考が上手く出来ている共通法則があるのが実によくわかるのではと思います!

そして資料にある帝王学の三原則(1.メンターを持つべし 2.コミュニティ内で直言してくれる理解者を持つべし 3.コミュニティ外からのアドバイザーを持つべし)もあればあるほど良いと思います!

自分を底上げするきっかけになる自助会はここで言う「3.コミュニティ外からのアドバイザー」という立ち位置にあたります!

是非リフレーミングと帝王学における球体思考の観点から自分の特性(苦手、短所、失敗)を軌道修正して活かしてほしいと僭越ながら心より思っています。

本日はお忙しい中から参加いただきありがとうございました。お疲れ様でした。

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主催代表のチラ裏

今回の勉強会を通して一番勉強させて貰ったのは自分だと思っています。

資料を作る過程の中で近年の自分から大昔にあたる過去の自分を見つめ直したことで自分の成長をハッキリと可視化して資料作成という方法でアウトプットが出来たからです。

2年前に当会を立ち上げたりと、この近年やってきたことが実を結んできているのだなと感慨深く手ごたえを掴むことが出来ました。

そういう意味では資料を作り終えた時点で一定の満足感(合格点)があったのですが、

今回その資料を参加者に渡して解説し、実践(自己紹介プログラム)をしてもらうことでどれだけ内容を深く理解してもらえるか??という点における勉強会としてのチャレンジは正直なところ一定の物足りなさも感じています。

今回は15分程の延長をさせてもらいましたが、それでも時間は足りませんでした。

今回は解説を終えた時点で皆さんと最後に感想を共有して終わりましたが、時間があれば質疑応答タイムを設け、今回の勉強内容を皆さんと一緒に共有することで更に一段と理解を深めたかったというのが主催者視点として心残りとなりました。

次回以降に新たなテーマを作ってメンタル勉強会を開催したいとは思いますが、そういう意味で今後に向けてハッキリとした課題が残った形となります。

そして今回のテーマだった心理学と帝王学の観点から「特性(苦手、短所、失敗)を逆手にとる」も年内の11月か12月頃に勉強会として改めてまたリターンマッチとして同じ内容+αで開催したいと思っています。

日頃の自助会にしても今回の勉強会にしても何時も自分の中で納得ができる合格点以上を目指してきましたので、またやらなければ自分の気が済まないからです、笑。

とは言え、本日の内容が少しでも参加者の参考となり価値観に刺激を与えられていたら主催者冥利としてこれ以上のことはありません!改めまして本日はどうもありがとうございました。
2025年03月29日 23:35

札幌メンタル自助交流会vol.69を開催しました!

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本日(3月21日)の参加者は、7名(司会者を含む。)でした。

7回目のファシリテーターを務めました「うちうみ」と申します。

---以下、本日のお話です。---

1.(ご相談)私は短期離職を繰り返しており、その原因は不安の強さにあると考えている。とりわけ、入社して間もない頃に1人でその仕事をするように任されたときに、強い不安を感じる。また、会社からの期待や責任感などから、できない又はできないであろう事に対して、頑張り過ぎてエネルギーを使い果たし、家に帰るとくたびれてしまうということがしばしばあった。したがって、(自分が)できない又はできないであろう事を任されたときの気持ちや心構え、その乗り切り方及びそれらに係る体験談について教えてほしい。

(参加者さんからのフィードバックの要約)
①私は商業系の高校に通ってみて初めて自分が数字を取り扱うことや事務職が苦手であることを知り、そのような経験が現業(医療系)に繋がっているのかもしれない。
②私も短期離職を繰り返して悩んでいた頃があり、当時は周囲の期待に応えたいという思いが強かった。
③仕事の仕方について先輩や上司によって個人差が大きい職場の場合だと頑張り過ぎてしまうと思うので、マニュアルが存在する会社を選んだ方がいいのかもしれない。
④入職の初日から放置される現象は、専門職などでしばしばみられる。
⑤面接のときに応募先企業の教育体制(研修やOJTなど)について伺ってみるのもいいと思う。
⑥私は現業に就く前に通所していた就労移行支援事業所で自分専用のマニュアルの作り方を教わり、それを実践しているため、それが仕事に係る不安軽減に繋がっているのかもしれない。

2.(ご相談)私の家系は「人はこうあるべきだ」という信念がやや強く、そのような親の影響もあって、私はこれまで公務員系の仕事を暫くしてきたが、仕事の仕方についていちいち理詰めしてくる上司の存在がしばしばあったことや、業務の性質上飽きやすい所があること、抗うつ系の処方薬があまり合っておらず不調が続くことなどで、この度離職した。私には海外渡航歴があり、今後は英語のスキルを発揮したり、現在勉強中の国家資格に係る知識を活かしたりしたいと考えている。ただし、私はマルチタスクが苦手である。なので、この度はマルチタスクのこなし方について、及び自分の適職や新しい仕事の探し方について教えてほしい。

(参加者さんからのフィードバックの要約)
①マルチタスクの場合は完全に同時にこなすことができない場合が多いため、優先順位を付ける必要がある。
②一連の流れに慣れていくことも重要である。
③やはり上司との相性も大事だと思う。
④職場ガチャや上司先輩ガチャは存在する。
⑤単発のアルバイトやトライアル雇用などから、駄目もとで様子をみてみるのもいいかもしれない。
⑥札幌など都市部の場合、イベントに伴う通訳の仕事も存在するので、選択肢の幅が広がると思う。

3.(情報共有)激しい気分の落ち込みへの対応について

(挙げられた対応の一覧)
①勇気を出して自助会への参加→話してみる→不安の軽減・解消
②認知療法
③自分にストレスが掛かるパターンの分析
④分析→対処法の検討
⑤自分のパターンが掴める→自己客観視ができるようになる
⑥マインドフルネス→※

※深呼吸など呼吸法を取り入れ、主に雑念を取り払い不安軽減に寄与することを目的とした瞑想の一種で、認知行動療法の代表的な手段の1つである。マインドフルネスで雑念を取り払うことができるようになるには、繰り返しの実践が必要とされる。

4.(名言)ある心理士さんに言われた言葉

『人間は過去の事で落ち込み、未来の事で不安になるものである。

発明的な名言だと思いました。私は次のように捉えています。人間は過去を乗り越えればそんなに落ち込むことはないのでしょうし、未来を考えなければそんなに不安になることもないのでしょう。もしかすると、気分的な落ち込みや不安がみられるときは、例えば3年以上前の事は考えない、或いは3年以上先の事は考えないっていうルールを設けてみてもよいのかもしれません。

5.(情報共有)資格勉強はどのように行ったらいいか。また、モチベーションの保ち方についても共有したい。

(参加者さんからのフィードバックの要約)
①AI(人工知能)で勉強スケジュールを組み立ててくれるツールがあるので、それを活用すると逆に勉強しなくてもいい時間が可視化できるので便利である。
②家での勉強は気が散りやすいので、やはり図書館や喫茶店での勉強が勧められる。
③ChatGPTを使うと、仕事の相談だけでなく勉強の相談も乗ってくれるので、私は活用している。

つまり、家にいるときはスマホで勉強の計画か相談をして、図書館や喫茶店で勉強するってことですね。今どきのAI(人工知能)の発展及びパワーにつきましては、本当に驚きを禁じ得ないところでございます。

6.(ご相談)普段は、在宅で週5日ほど働いている。在宅ワークの性質上、人との交流の機会が少ないため、そのような機会のために某所へ通っている。しかし、そこの利用者は、私に「在宅で働いていたら、通勤しなくて済むからラクだよね」などと言ってくることがあり、そのようなことがあると、心残りとなってしまう。したがって、この度、スルースキルを身に付けたいと思っているのだが、何かいい方法はないだろうか。なお、身近な人からは「言わせておけばいい」「気にするな」との助言を得ている。

(参加者さんからのフィードバックの要約)
①私も人に言われた事をずっと考え過ぎる傾向にあり、ある日「嫌われる勇気」(アドラー氏)を読んでみたら「こんな考え方をしてみてもいいものなのだな」と思い、スッキリした。
②私の場合は、筋トレをして、違う事に集中するよう努めている。
③某所は働いていない人が多いとのことだったので、その利用者は働いていることが羨ましくてそのような事を言ってくるのではないだろうか。

んー、これは明らかにその利用者さんと通い先の某所の問題って感じがします。

7.(ご相談)最近仕事を始め、恵まれている職場だと感じているのに、新しい環境に慣れずにストレスが掛かり、かさぶたを剥がしたり、爪が気になって触ったりなど、自傷行為とも取れる無意識的な行動が数年又は数十年振りに表出している(主治医には報告済)。このような体験をしたことがある人や、克服した人の話をお聞きし、自傷行為とも取れる無意識的な行動の表出の軽減に繋げたい。また、ストレスや不安全般との向き合い方についても伺いたい。

(参加者さんからのフィードバックの要約)
①筋トレのように、他に夢中になれるものがあるといい(通勤中のツムツムなど)。
②私はもともとホラー映画が嫌いだったが、一時期、無意識のうちにホラー映画にはまっており、後にそれも自傷行為の一種であることが分かった。
③トラウマ療法というものがあり、座布団に座っている感覚などを意識して、それに集中することによって落ち着きが得られるというものであり、日常の中にも取り入れやすい。
④自傷行為は、心の傷みを身体の傷みに置き換えて、落ち着きを得るためになされると聞いたことがある。
⑤私も自傷行為が落ち着きを得るための1つの手段となっていた時期がある。

是非とも、その自傷行為とも取れる無意識的な行動が表出されるときに、「自分は何について、どういう思考をしているか」をアセスメントしてみてほしいです。さらには、その時間帯や、曜日なども。これらを把握することによって、自分のパターンを知ることができ、3-⑤(自己客観視)にも繋がってくるものと思われます。

---以下、フリートークの事です。---

この日のフリートークは、参加者全員が最初の円を描くような座席を保ったまま、最後まで残ってくれました。

皆で雑談することができ、とても楽しかったです。

ご参加ありがとうございました。来年度もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2025年03月22日 15:45

札幌メンタル自助交流会vol.68を開催しました!

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68回目となるメンタル交流会(自助会)を札幌エルプラザにて開催しました!

本日は司会(代表)を含む8名での開催となりました!

会の途中でアナウンスしました通り本日は終了時間より大幅に時間が過ぎてしまいましたことをお詫び申し上げます。

そんな本日の会ですが皆様が抱えている繊細面での悩み不安課題での共有が多かったように感じます。

<本日のキーワード>
・環境の変化に沿って今までの自分を捨てなきゃいけないのか?という葛藤
・発達障害の診断プロセスへの疑問と実際の経験談
・不安についての対処法を共有したいという相談
・職場において年上とは話は出来るが年下と話がしにくいという相談
・心療内科または精神科に行こうか葛藤している気持ち
・数年単位の周期で自分が思わしくない状態になる経験談と悟り
・主に職場での対人不安が職場外でも常に付いて回ってくる悩み
・1か月前から仕事を休むようになりうつ病と診断されたこと

などなど。。。

今回はサードプレイス(自宅と職場以外の第3の居場所&人間関係を複数持つこと)が重要という意見が目立ちました!

複数の頼れる先を持つことで世界が広まりますし、自分が持っている世界が自宅と職場のみだとそれだけになってしまうため、いざ良くないことがあると危ういということです。

会の中でも冗談交じりで出たことですが、ぜひ依存先(翻訳すると:意見共有先、リフレッシュ先、気づきと学びがある先、楽しめる先など)をどんどん作って欲しいと思います!上手に社会生活を送って生きている人はやっぱりそれが出来ている人が多い印象ですね。

これは私が勉強して学んだことですが、それが3つ(3人)あるのが良いという考えがありまして「1.物事の原理原則を教えてくれる師(メンター)、2.考えを直言してくれる組織内での理解者、3.組織外からのアドバイザー」です!

日頃からそれが出来る関係性を作っておくことが大切だということと、それが出来る環境を普段から作っておくことがセーフティネットそのものになっていきます!

これは帝王学の観点での説明なのですが、何となく偉そうな人(リーダーなど)にも頼れる側近がいたり、組織外の世界で頼れる人が居たり、何処か隠れ家(リフレッシュ)があったりと、、、そんな風に考えたら何となくイメージが湧くと思います!ズバリ、帝王みたいな偉そうな人でも依存はしまくってるということです、笑。

そして健全で正常な依存の先に自立があるのだと私は思いますし、人は一人では生きていけないというのもこういうことだとも思います。

ここら辺に関しては3月29日(土)に開催するメンタル勉強会の資料(心理学の技術と帝王学の観点で特性を逆手に取る)でも配布予定となっていますので参加頂く方は楽しみにしてください!

ちなみに当メンタル交流会(自助会)はここで言う「3.組織外からのアドバイザー」という立ち位置(メンタルのセーフティネット)になると思います。

私含めファシリテーターが一生懸命に場作りをして参加者全員が味方になって物事を共有して考え合える空間ですので、自分のメンタルを底上げしていく一つの選択肢として状況に応じて何時でも活用して欲しいと心から願っています!

本日参加された皆さんお疲れ様でした!ありがとうございます!
2025年03月16日 23:57

札幌メンタル自助交流会vol.67を開催しました!

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本日の参加者は8名(司会含む)の参加。初参加の方は3名でした。

本日14回目のファシリテーターを務めさせて頂きました。「ともこ」です。

本日のメンタル自助会は人間関係の関するテーマでした

1)職場との人間関係
①職場でも異性との距離感
②職場や作業所での人間関係
③3人以上になると話ができない
④職に就いていたが人間関係で悩み引きこもりになった

2)親との関係について
①母親と縁切った
②機能不全家族でベースが歪んでいる

3)精神科の薬物療法について
①内服薬を服用することが抵抗がある

4)労働について
①365日働こうと思ったが自分のペースが切れてしまいモチベーションが上がらず悩んでいる。

1)〜4)が話題になりました.

1)について意見
①・同性でも距離感が難しい場合がある。
 ・必要なこと以外は話をしない。どうしても話さないといけない場合は上手に話を合わせるようにする。 
②職場や作業所の人間関係に悩んだ場合は職員や責任者に相談する。
③環境によっては話せないこともある。些細なこと(天気等)の会話から始めてみる。
④失敗した経験を学び、次からは活かすようにする。職に就いていた自分自身に評価する。

2)について意見
①縁を切ったことは辛い経験ではあるが、親の介護問題に関与しなくていいきっかけになる。
②同じ機能不全家族の悩みや体験談を自助会やSNS等で学んでみる。

3)について意見
・勇気を出して主治医に相談してみる。もし合わなければ、他のクリニックの検討してみる。
・薬剤師にも相談してみる。

4)
・365日ずっと働くこともしんどい場合もある為、時々休みを取り入れるようにする。

 など体験談や意見を学ぶことができました。

今回はタイトル通り、人間関係の悩みが多く感じました。私自身も職場でパワハラや労働環境に悩み退職をよく繰り返していました。現在は正社員の働き方を辞めて派遣で勤務をして自分の休む時間を作っています。キャリアに関しては資格試験を勉強しながら日々キャリアupを目指している今日この頃です。前回、お話した精神保健福祉士国家試験は残り数点で落ちてしまいました。しかし諦めず来年再チャレンジします。

また私自身「機能不全家族」に悩んでいます。克服方法を探しながら自助会のファシリテーターに努めて参りたいと思います。

3月は行事やイベントが多い時期ですが、心身ともに体調管理には気をつけてお過ごしください。

本日はありがとうございました。
2025年03月08日 21:44

札幌メンタル自助交流会vol.66を開催しました!

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本日(2月28日)の参加者は、11名(司会者を含む。)でした。

6回目のファシリテーターを務めました「うちうみ」と申します。

---以下、本日のお話です。---

1.メンタル不調に起因する休職について、上司に「なるべく早く復職してほしい」と言われている。

これは、誰もが焦りや不安を覚えやすいところではないかと思います。一方、交流会でのお話の中にありましたように、上司と面談できたことは大きな一歩であり、自信を持っていいのではないかと思います。

2.生活習慣が整わず、午前中に起床するのが難しい。

もしかすると、寝溜めの時期ではないでしょうか。多分、前日にいくら早く寝ても、翌日に目が覚める時間帯は、そんなに変わらないような気がします(体験談より。)。冬も残り短いので、存分に冬眠してほしいところであります。

3.仕事で上司や先輩、同僚に言われた事の理解(飲み込み)がよろしくなく、どうにかしたい。

デスクにあるパソコンに「決裁後の書類は〇〇へ」など付箋を貼って、備忘に努めているということで、向上心や努力が伝わってくるお話でした。みんな同じく日本語を使っている筈なのに、日本語の使い方や、解釈の仕方は人それぞれです。なので、業務ごとに「自分の言葉で、自分用のマニュアルを作っておくこと」が肝要ではないかと思います。

4.上司に「さっき言ったばかりなのになんで分かんないの?」と言われる。

その上司にお答えします。『答えは1つしかないじゃないですか。分からないからです』。(解決法)(a)その仕事で何が分からないのかさえも分かっていないパターンもあるので、そのときは分かる人に見てもらうしかないです。(b)その仕事で何が分からないか分かっているパターンであれば、調べてみるという手もありです。(c)これが一番重要なのですが、交流会でのお話の中にありましたように、終わったら分かる人にダブルチェックを依頼するのがいいと思います。

5.事業所の管理者として、利用者の方々に契約内容を説明できるか、質問に答えられるか、不安である。

説明に関しては、先代の管理者さんに頼ることがとても大事だと思います。それから、万が一、絶対に答えられない質問が飛んできた場合には、回答までに数日を要する旨を伝えるのが第一と考えます。加えて、場合によっては、その質問の意図を汲み取る必要があるのかもしれません(相談に繋がる場合があるため。)。

6.今の職場は年配の方が多く、普段、会話をするのもそのような世代の方々のため、同年代や若い世代と話すのが苦手である。

そのような中で、この度、交流会に参加してくださってよかったと思っています。これが、当該苦手意識に係る何らかのきっかけになれば幸いです。

7.職場の外国人労働者に対して、指差しでモノを教える若い世代の従業員に対して、強い怒りを覚えることがある。

組織や人の思考・行動の特性について、「特定の世代の傾向」として捉えるのか、「特定の個人の特徴」として捉えるのか、心理学でラベリング理論ともいうのですが、これらの二種類の観点を意識するだけで、人の見え方は変わると思います。また、アンガーマネジメントによると、怒りの感情は「二次感情」といわれています。これは、怒りの感情(二次感情)は、不安や悲しみ、辛さなどといった感情(一次感情)に起因して生じていることを示唆しているものです。なので、この交流会では是非とも、ご自分の気持ちについて話してみて、不安等が和らいでいく体験を積み重ねていってほしいなと思っています。

8.同じ人との人付き合いが長続きしない。

自分のためにならないのであれば、それは問題ないと思います。そのような人と過ごす時間をなくしていけば、今後は、自分のためになる人と過ごせる時間が増えていくと考えられます。先日、これと似たようなお話がありましたので、ここで共有しておきたく存じます。

9.障がい者雇用か、一般雇用か。

障がい者雇用では疾患等をオープンにでき、一般雇用では相対的な高賃金や出世は見込めるというお話でした。就労移行支援事業所に通いながら就活している場合、事業所は障がい者雇用を勧める傾向にあるので、もし障がい者雇用で働くのであれば、その事業所に通っているときがチャンスかもしれません。

10.パニック障害について。

パニック障害には、数十分以上の激しいめまいや痙攣、過呼吸などといった身体症状があり、日常生活に著しく支障を来します(かくいう私も、パニック障害でした。)。パニック障害は、うつ症状として括られたり、診断が付くまでに期間を要したりなどと、その症状が非常に重たいにも関わらず、診断が付きにくかったり、その辛さがなかなか世間に分かってもらえなかったりなどと、存在が小さく、認知度が低いです。なので、パニック障害の事は、個人的に詳しく取り上げてもいいような気がしており、啓発の方もしていきたいと考えております。

11.事実でないことを言って仕事を休んだ。

いいと思います。「胃の調子が悪い」「熱っぽい」「財布がどっか行った」など、いくつか仕事を休む用のフレーズを用意しておくと、安心すると思います。

12.週5日、仕事に通える(仕事ができる)コツを知りたい。

交流会の中では「仕事をした自分へのご褒美を設定する」「時間有休を使って早く帰る」などが挙がりました。いずれも、とっても大事ですね!

13.(算数)週5日働く。

働く日数の割合=働く日数÷1週間の日数。5日を7日で割ったら、0.71になります。つまり、週5日働く場合、人は1週間あるうちの71%もの日数を働くわけです。休みの日の割合=1-0.71=0.29。つまり、週5日働く場合、人は1週間あるうちの29%しか休めません。ということは、人が週5日働けるかどうかは、この29%しかない休みの日をいかに上手に過ごすかにかかっているのだと思います。

14.息子さんに交流会を勧めてくれた。

令和5年度介護福祉士試験にも出題されていたように、セルフヘルプグループ(自助グループ)の存在は、昨今、社会に広まりつつあるようです。そして、この度、福祉業界に精通するお母さまが息子さんに「自分の気持ちを話して、分かってもらえる場所が必要」ということで、交流会を勧めてくれました。本日の限られた時間のなかで、お母さまが息子さんの事を純粋に応援している気持ちがひしひしと伝わってきて、私は、とても心が温まりました。私たちも、一丸となって息子さんの事を応援して参りますので、今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

---以上です。---
2025年03月01日 16:21

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