北海道/札幌で定期開催しているサークル型メンタル自助グループです!

札幌で定期開催をしている「札幌メンタル自助交流会」です。ストレス、生きづらさ、悩み相談、うつ病、発達障害(グレーゾーン含む)、依存症、ひきこもり、PTSD、AC、摂食障害、不安障害などサークル形式で参加が出来る自助グループ(コミュニティ)です。

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札幌メンタル自助交流会vol.82を開催しました!

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本日の参加者は7名(初参加の方および司会を含む)。

本日11回目のファシリテーターを務めさせていただきました。「うちうみ」です。

(1)スマホでのスケジュール管理について

【お題】私は普段、スケジュール管理のためにカレンダーアプリを使っているのですが、事前に入力した予定が、当日になると「これは仕事の予定なのか、それともプライベートの予定なのか」など、予定の区分が一見してよく分からないということがあります。カレンダーアプリに入力している予定の区分が一見して分かるようにするには、どうすればよいでしょうか。

これ、めっちゃ分かります。

例えば、2025年8月1日の朝に以下の予定の通知が来たとします。

「2025年8月1日 18:00 焼き肉」

この内容でも大筋分かるとは思うのですが、よくよく考えると、2つ引っかかる所があります。

①誰と焼肉?

友達なら多少遅れて到着してもいいのですが、職場関係なら遅れたら気まずいです。遅れて到着した場合の気まずさの度合いが分からないというパターンです。

②どこで焼肉?

焼き肉店でしょうか。それともバーベキューでしょうか。屋内外すら分からないというパターンです。

≪カレンダーアプリに入力している予定の区分が一見して分かるようにするための工夫として挙げられたもの≫
・複数のカレンダーアプリを使い分ける
・タグやグループの機能を使う
・予定の区分ごとに文字の色を変える
・予定の区分ごとに関連した絵文字を使う
・カレンダーとメモを併用する
・予定を職場のグループウェアに同期する

なお、iPhoneの場合だと「リマインダー」というアプリがあり、それを使いこなすと便利だという話を聞いたことがあります。私は、iPhoneの「タイマー」にある「ラベル」という部分に「お風呂のお湯の様子を見に行く」など、スケジュール名を入力して、リマインダー代わりに使うことがあります。

(2)職場環境と休職について

職場環境には大きく分けて人間関係、待遇および物理的環境の3つがあります。しかし、一言に「職場環境」というと、それは主に「人間関係」のことを指すのではないでしょうか。その理由は、待遇および物理的環境が好ましくない職場は、だいたい人間関係も好ましくないのではないかと推測されるからです。

ここで分かるのは、「人間関係、待遇および物理的環境を判定する基準は、あくまで自分自身にあること」「職場環境に対する寄与が最も大きい要素は、人間関係であると推測されること」の2つになります。

【箇条書き】職場環境を左右する要素
・人間関係:依怙贔屓、無視、陰口、派閥
・待遇:評価や報酬の不公平、長時間労働
・物理的環境:空調や安全の不備、騒音等

何らかの理由で休職しているという方は、決して少なくはないです。なので、そういった休職中の方々も、もし気が向きましたら、当会の交流会に来てみてほしいなと思っています。

(3)外出の機会について

休日などで外出をしてみると、思ったよりも色々なことに出くわすものです。

例えば、日本語またはそれ以外の言語で道を聞かれたり。

私は、ある日、大通公園の4丁目付近で海外の人とみられる方に、「How to go to YOxxBASHI CAMERA?」みたいなことを聞かれたことがあって、"駅前通りを北進して、札幌駅前を左折して、その後間もなく右折して、高架下を進む"という流れを表現できる気がしなかったので、何も答えなかったのを覚えています。

それから、道端で貴重品など、ヤバい落とし物を見つけたり。

このことをお話ししてくれた参加者さんは、きちんと、そのヤバい落とし物を落とし物センターに届けたみたいです。これは、私も見習うべきだと思いました。私だったら多分、外出先で道端に貴重品など、ヤバい落とし物を見つけたときは、見なかった振りをして、通り過ぎると思うので。

(4)パソコンスキルについて

最近の就活で求められるスキルの筆頭となっているのが、パソコンスキルです。面接でこのパソコンスキルを説明するのは、とても難しいです。

なので、その証明になるものの一つが資格です。例えば、MOS(モス)とは、Microsoft Office Specialistの略で、Word、Excel、PowerPointなどのMicrosoft Office製品の操作スキルを証明する国際資格です。

そのほか、1分あたりだいたい何文字を打つことができるかというタイピングの速さや、Excelでどのようなデータを取り扱ったかという部分も重要です。

これらの情報を履歴書の資格欄、或いは職務経歴書に記載すると、パソコンスキルの説明はほぼバッチリだと思います。また、最近はWeb会議が主流となりつつあるので、Web会議のソフトの使い方が分かると尚良です。

(5)処方薬とその副作用について

診療科によるかもしれませんが、ある症状に対してどのような処方箋を出すかは、年代や知識の更新の有無などによって、医師一人ひとりで異なるようです。そういえば、昔の天気予報も、コンピューターの計算による予測(数値予報)がなかったので、予報官の長年の経験と勘によって行われていたのだとか。

しかし処方薬の場合、その副作用も決して無視できるものではなく、中には、四肢のムズムズ感や振戦、数日に及ぶ強い眠気などがあります。

≪医師により副作用のキツい処方薬の処方が続く場合≫
・セカンドオピニオンを受ける
・いっそのこと、先生を変える

(6)色々な働き方について

【箇条書き】色々な働き方
・正規社員:無期で働けるが、社畜の側面あり
・派遣社員:柔軟に働けるが、決断を迫られる
・フリーランス:自分でキャリア設定ができる

正規社員で働く場合は、職場の理念や雰囲気が自分に合っていた方がいいと思います。また、辞めていく社員が多い割に、入ってくる社員が少ないという現象がみられる場合は、注意が必要です。

派遣社員の中でも、一般派遣の場合と、紹介予定派遣の場合で考え方が分かれるようです。特に紹介予定派遣の場合は「紹介料」が存在するため、派遣会社が派遣労働者に対し、派遣先への就職を勧めるということが想定されます。

フリーランスの場合は、参加者さんより「仮にその月の収入が途絶えた場合、メンタルヘルスへの影響が非常に大きい」という証言があり、収入面で相対的な不安定さがみられます。

いずれにしましても、メリットに比べて、デメリットの方が目立ってしまうという側面があります。なので、メリットが大きいものを選ぶというよりは、(自分の中で)デメリットが小さいものを選ぶという、苦渋の選択になりそうです。

(7)働くモチベーションについて

私が部署Aに入ったときに、上司が言っていた言葉が、印象的でした。

上司「仕事って、なんでこんなにつまらないんだろうね」

これを踏まえて、私のことについて考えてみました。

私の場合、バスの運転だとか、福祉系事業所の利用者の方々との関わりだとか、楽しい仕事に限ってなぜか長く続いておらず、事務的な仕事だとか、つまらない仕事に限ってなぜか長く続いているということに気が付きました。

なので、長続きという意味においては、仕事はつまらない方がいいのかもしれません。

また、仕事以外のことでモチベーションを発見すると、結果的に、それが仕事のモチベーションに結び付くということがあります。

「仕事はダルいが、明日の仕事が終われば連休で、青ヶ島に旅に行ける!だから、明日の仕事は頑張ろう」

このようなことは、心理学であったような気がします。直接関係はないけれど、結果的に動機づけになるというものでして、確か「外発的動機づけ」といいます。

(8)頑張ろうという気持ちになれないことについて

これは多分、めちゃくちゃ頑張っている方が悩むことだと思います

例えば、Bさんが、フルマラソンに出場したとします。42.195kmを、数時間かけて完走しました。めちゃくちゃ頑張りました。でも、Bさんは次のように言いました。

「いいタイムが出なかったから、今から、もう一度42.195kmを走らなければならない」

読者の方々は、これに対し、Bさんに何とお声掛けをしますか?

多分、これ以上走るのは無茶だとした上で、頑張りをねぎらったり、休むように言ったりするものだと思います。

なので、頑張ろうという気持ちになれないときは、休んでみるというのも、一つの手なのかもしれません。

(9)職場などでの雑談の難しさについて

ここでは、会話を円滑に進めるための話題作りのキーワードとして使われる言葉をご紹介いたします。なお、これは職場だけでなく、初対面の人との会話などでも使えます。

「木戸に立てかけし衣食住(きどにたてかけしいしょくじゅう)」です。

これは、天気や趣味、ニュース、旅、知人、家庭、健康、仕事、衣食住といった話題にすると、会話が広がりやすいというものです。

【箇条書き】木戸に立てかけし衣食住
・木:気象→天気
・戸:道楽→趣味
・に:ニュース
・立:旅
・て:て→ち→知人
・か:家庭
・け:健康
・し:仕事
・衣
・食
・住

(10)ダイエットについて

ダイエットがしたいというお話は、最近、よく聞くようになりました。もしかすると、ダイエットの需要は高まりつつあるのかもしれません。

ダイエットは、単に、食事量を減らしつつ、運動量を増やすことを意味するものではありません。

例えば、食事量を減らそうと意識すると、夜中に空腹となり、そのときに食事を摂ってしまうという習慣によって、結果的にかえって増量するという太り方も存在するらしく、ダイエットは、引き続き1つの大きな研究テーマとなり得るところがあります。

また、ジャンクフード(カロリーや脂質、糖分を多く含むが、栄養価が低い食品)は、欧米の国でも相対的に安いらしく、安いものを食べようと努めると、肥満となってしまうという現象が起こっているらしいです。

(11)おわりに

この日もマジメに始まり笑いで終われて、私自身、すっごく楽しかったです!

場を盛り上げてくれているのは、やはり参加してくれている方々だと思いますし、その力の大きさもあって、「自分は支えられているなあ」という気持ちにもなりました。

次回は令和7年8月24日(日)、自身3度目となる気象予報士試験を受けた後に、司会を務めさせていただきます。自身初の日曜日開催となります!

是非ご参加ください!では👋
2025年07月19日 22:47