北海道/札幌で定期開催しているサークル型メンタル自助グループです!

札幌で定期開催をしている「札幌メンタル自助交流会」です。ストレス、生きづらさ、悩み相談、うつ病、発達障害(グレーゾーン含む)、依存症、ひきこもり、PTSD、AC、摂食障害、不安障害などサークル形式で参加が出来る自助グループ(コミュニティ)です。

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札幌メンタル自助交流会vol.85を開催しました!

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本日の参加者は11名(司会含む)の参加。初参加の方は2名でした。
本日19回目のファシリテーターを務めさせて頂きました。「ともこ」です。
 
本日のメンタル自助会は薬物療法や医療や福祉、職場と生活に関することについて話題になりました。
1)薬物療法について
①通院中の処方薬を怠薬してしまう。通院を忘れるくらい通院の必要性を感じない。
②副作用(過鎮静や錐体外路症状等)に悩まされた。

2)職場について
①職場の人間関係で威圧的が対応する職員がいて対応に悩んでいる。
②B型作業所の労働時間を増やしたいが、増やすと気持ちの疲れが出てしまい労働時間を増やすか迷っている。

3)病状について
①突然フラッシュバックが出現し壁や机をたたいてしまう。

1)~3)が話題となりました。

1)について意見や体験談
・主治医や看護師、病院のことを信用しており内服を継続できている。薬が合わなかったら処方変更する等すぐに対応してくれた。
・主治医を変えたら自分に合う薬を処方してくれた。処方薬を減薬中だか活動できるようになり、人との交流や趣味を楽しむことが出来た。
・主治医変更したら副作用が落ち着いた。
・主治医と相談しライフワークに合わせて処方薬を用量、用法を相談し自己調整しながら内服することによりQOLを維持することが出来ている。

2)について意見や体験談
 ・仕事の価値観は個々に異なるので深く考えないようにする。
 ・上司に相談して情報を共有する。
 ・疲労を感じたら趣味等で気分転換をする。
 ・労働時間を増やしてみて難しい場合は無理をしない。

3)についての意見や体験談
・フラッシュバック出現したら場所や環境を変えてみる。
・感情コントロールが難しい場合は医師に相談してみる。


又4)と5)については体験談を話してくれました
4)異性に対するトラウマがあり。異性のソーシャルワーカーとの関わりで悩んだか、同性のソーシャルワーカー変更してから支援に繋がることができている。

5)・休職中で仕事決まるまで気分転換している。
   ・仕事復帰は未定。現在は内服治療しながら自助会に参加し自分のペースで生活している。
 4)5)についてはご自身の悩みの体験談を語ってくれました。

今回の自助会は医療やソーシャル支援について話題になりました。医療に関しては病院、主治医、薬物療法に関する悩みが相談がありました。

特に薬物療法に関しては内服薬の継続の難しさや副作用に辛さなどを話が話題になりました。「主治医を変えたらよくなった」「用法、用量を変えたら内服薬を継続することができた」などの成功体験を聞くことが出来ました。

その中で感じたことは「医療従事者との信頼関係が治療の継続に繋がること」を実感しました。

ソーシャル支援に関しては「作業所通所の悩み」や「ケースワーカ―との関わり」の難しさなどの学びがありました。

私自身も臨床現場で勤務しているのでクライアントの診る視点が広がった内容の自助会でした。
また来年も精神保健福祉士国家試験を控えており、資格試験合格を目指すだけでなく、今までの経験を活かせるような医療従事者になろうと思うようになりました。 

その他「前回の自助会のアドバイスを頂いたらよい方向に活かすことができた」などの声を頂きました。
「来てよかった」「学ぶことができた」と思えるような自助会を目指して参りたいと思います。

最近は涼しくなりましたが、体調管理には気をつけてお過ごしください。
本日はありがとうございました。
2025年08月10日 20:33