札幌メンタル自助交流会vol.91を開催しました!

91回目となるメンタル自助交流会を札幌エルプラザにて開催しました!
本日は司会(主催代表)含む6名での開催となり、将来や健康に関するテーマが多く語られました!
【本日の話題キーワード】
●つい先日に体を壊してしまい病院(内科)に行って検査をしたことで生じた価値観の変化
→体調不良という出来事を通して自分の身体や生活への向き合い方が変化したという点が伝わっており、とても人間的でリアルな内容のお話でした。
その中から出てきた言葉として、お金よりも健康が大事だというキーワードも印象的です。
頑張ることと同じくらい「休むこと」や「整えること」を大切にしながら体とメンタルをいたわる生き方の重要性を感じます。
●今まで気にならなかったことが気になるようになったという話
→ブラック企業で働いていた自分を思い出すような光景などを街中等で目撃すると何とも居たたまれなくなるという話でした。
例えば若い上司に詰められている高齢の部下などを目撃すると居たたまれない気持ちになるという例なども。
そうした光景を目にすると、ただ「かわいそうだ」と思うだけではなく「もし自分が年を重ね、同じような場面に立たされたらどう感じるのだろう」という話も。
お互いが人としての敬意を持てるかどうか…なのでしょうが世の中は理想論だけで動けないのかなと…
とは言え他者の痛みに共鳴できる感性は自助会らしい話だったと感じます。
●現在は休職中(退職予定)だが原因不明の耳鳴りで悩んでいる、将来も不安だという話
→現在は針治療で様子を見ているとのことでした。
耳鳴りは目に見えない症状だけに周りにはなかなか理解されにくく、そのことが余計に孤独や不安を強めてしまうと感じます。
今は針治療を続けながら少しずつ様子を見ていますが、
「このまま良くならなかったら」「仕事を離れた後はどうなるのか」という将来の不安もあると思います。
このような症状はハッキリとした特定の原因もわかりにくいことも多く、逆に治った際もどうして治るかわからないことも少なくありません。
私も以前に声が出なくなったこと&皮膚がおかしくなったことがありましたが、何故か発症して何故か治ったという経験がありました。
ただ思うに、何かしら大きな負担(ストレス)があり体(神経?)が壊れるのかと、そして静養を通して修復出来るのかもしれません。
針治療というアプローチをかけて様子を見ていくことも焦らずに自分をいたわる大切なプロセスだと思います。
●職場で上司から細かい注意を受けるという話
誰にでも起こり得る身近な出来事でありながら、そこにある「心の疲れ」や「気づかれ」に共感するものがあったと思います。
注意の内容そのものよりも繰り返し細かく言われることで自分の存在そのものを否定されたように感じてしまうのかと。
「もしかして自分だけがターゲットにされているのでは?」という声もあり、上司へのごますりの大切さを痛感させられます。
良くも悪くも正直過ぎる、媚びないというタイプの人間は社会でどのように生きていけばいいのか私にはわかりません。
●心療内科の初診に平日の日中に来てくださいとのことだが働いてるため行けないという話
助けを求めたいのに、現実的に動けない葛藤には、多くの人が共感する内容だったと思います。
体や心の不調を抱えながら仕事を続けている人ほど、こうした時間の壁によって支援につながりにくくなっているのが現状ではないでしょうか。
極端な言い方をすると「働きに出ている人は心療内科に来るな、働けなくなってから来てくれ」ということではないのか?という声も。
これはもう個人の努力だけではどうにもならない社会的な問題なのではないかと思います。
・
・
・
本日は健康に関する話、将来に対するイメージなどの話題が中心となりました。
会の中で「未来に希望を持てない」という言葉が出てきたのですが、何とも言えない気持ちになりました。
私も「楽園なんてあるのかな…?」なんてことを最近思う時がありますが…ひとまずゆっくり休みたいと思います。
参加された皆さんありがとうございました。