札幌メンタル自助交流会vol.102を開催しました!
お久しぶりです!令和8年1月31日(土)のファシリテーターを勤めさせていただきました、「うちうみ」と申します。
この日は、初めてご参加された方や、私を含め、計7名様にご参加いただきました。前日に比べ、最大で積雪深の変化が「+19cm」と、先週に続き、さらなる積雪があった中、当会にお越しいただき、誠に、ありがとうございます。
さっそく、この日のテーマを振り返って行きましょう!
なお、以下、匿名性の確保のため、テーマ及び参加者さんのご発言は、実際にあったものに「要約」を付け加えたもので、お送りいたします。
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『(テーマ1)私は、SNSや、サークル等を通じて、つながりを形成したり、つながりを上手く保ったりできるようになりたいです。特に、私が相手にとって、嫌な行動をとったり、嫌な言動をとったりしてしまわないかという、不安の気持ちが大きいです。』
(テーマ1に対する、参加者さんのご発言)
・共通の趣味を通じて、交流を図って、つながりを形成するのがいいと思います。
・インターネット社会での人との関わり方と、それ以外の社会での人との関わり方は、使い分けるのがいいと思います。
・人間関係については、失敗を糧にしながらやっていくやり方が、いいのではないかと思います。
・相手にとって何が嫌な行動となるのか、何が嫌な言動となるのかについては、十人十色だと思います。
・つながりを形成したり、つながりを上手く保ったりしていく上では、相性の良し悪しによる影響も、大きいと思います。
・人とトラブルにならないコツは、そもそも人と関わらないことであり、人と関わる時点で、何らかのリスクは付きまとうものだと思います。
・人を傷つけないコツは、自分を守るということにあり、対人的な距離感等における、自分の限界を予め知っておいた上で、人と関わるということが、重要になってくるのだと思います。
・無理なことは無理といえることが、ときに重要なのだと思います。
・人とあたりさわりなく関わるには、気象、道楽(趣味)、ニュース、旅、健康、仕事、衣食住など、誰もが共通して話しやすいお題に絞って雑談をするという、雑談力も重要だと思います。
テーマ1に関して、私は、人の価値観は両極に分かれやすいことの例えとして、200ml入れることのできるコップに、100mlの水が入っている状態で、その水をAさんに提供したときの、Aさんの反応として考えられるものを挙げました。
(Aさんが、コップに半分の水が入ったものを提供されたときの、Aさんの反応として考えられるものの両極)
・ポジティブな反応:「コップ半分もの水をくださり、ありがとうございます。」
・ネガティブな反応:「なんでコップ半分の水しか、よこさないんだよ。」
このように、同じ事柄に対して、人の反応は、喜びの表出であったり、怒りの表出であったり、両極に分かれる(或いは、そのように捉えられる)という現象が、しばしばみられます。嫌な気持ちになるポイントは、共通の部分もありますが、人それぞれの部分も大きいと思うので、あれこれ考えてもキリがないことから、いろんな場所で、実践を重ねて、慣れてしまった方が、早いような気がいたします。
時代の流れとともに、背景的な価値観も、どんどん変容していきますので、交流会等を通じて、私たちが学び続けるという姿勢が、このテーマ1における、鍵となりそうです。交流会の魅力は、参加される方々とつながることができることだけでなく、つながった方々と「切磋琢磨」できることにあると、私は、思っています。
『(テーマ2)経理など、事務的な仕事は、単調で、ややつまらなく感じるところがあり、モチベーションを保つのが難しいことがあります。また、この先、電話応対やメールやり取りの業務もすることとなる見込みであり、仕事の先行きについて、不安の気持ちがあります。』
(テーマ2に対する、参加者さんのご発言)
・仕事に間接的に関係する資格を取得することによって、気晴らし、又はスキルアップに寄与するという手も、あると思います。
・データの整合性を確認する仕事が得意なのか、人と話をする仕事が得意なのか、或いは、その他の仕事が得意なのか、自己分析をしておくのもいいと思います。
・電話応対については、「保留」を駆使するのがいいと思います。
・電話応対の仕方については、先輩や上司がどのようなフレーズを用いているのか、或いは、電話応対をしていく上で、どのようなフレーズを用いたいのか、ある程度、ストックをしておくことによって、備えることができるのではないかと思います。
・メールやり取りの仕方については、過去のやり取りが残っているので、それを基に、テンプレートとして用いれば、どうにかなる部分が大きいと思います。
私は、ここ2年半の間、仕事とはまったく関係のない、気象予報士試験の勉強をしていくことによって、図面や数字、日本語表現などが、得意になったと思います。また、天気予報を想定して、「外郎売」や「シャドーイング」などといった発声練習をしていくことによって、次第に、人と話すことに抵抗感がなくなってきたような気がいたします。
そのため、その人の生き様は、何事においても、そのうち、その人の仕事そのものにつながってくるものではないだろうかと、私は、常々、考えております。
電話応対における「保留」は、確かに、最強ですね。①「少々お待ちください。」と言う、②保留する、③上の人にバトンタッチする、という流れは、もはや、特定の相手(クレーマー≒嫌がらせを目的に、関わってくる人たち。)に対する、電話応対における「定番」といえるでしょう。また、このように、周囲の人の助けを借りるというのも、働いていく上で、重要なノウハウとなるでしょう。
『(テーマ3)親との距離感を確保するために、はるばる、北海道にやって来たという部分があります。この、北の大地で生活していくためのノウハウを、共有したいです。』
(テーマ3に対する、参加者さんのご発言)
・親との距離感を確保することは、人間関係において、重要なことの一つだと思います。
・この距離感に係るノウハウは、ご家庭だけでなく、仕事やプライベートなど、いろいろな場面で活かされると思います。
・今シーズンは、札幌市内に長く居住している方々ですらびっくりする程の、大雪となっています。さぞかし、この雪には驚かれたことでしょう!
気象庁によれば、1月31日の札幌における最深積雪の平年値は65cmとなっているのに対し、令和8年1月31日(土)はというと、積雪深は「99cm」と、平年よりも30cm以上、大きくなっています。数十年規模でみて、今年がいかに大雪となっているかが、うかがえますね。
※気象学的には、この原因は、北極域の寒気のゆるみです。北極域の寒気がゆるむと、偏西風が大きく蛇行し、日本付近にも、その寒気が到達してしまうのです。また、報道によれば、この寒気は、日本付近だけでなく、アメリカ付近にも影響を及ぼしているようです。このような寒気の傾向は、負の北極振動や、ラニーニャ現象のときにみられやすいとされるものの、その詳細は「不明」です。
そのほか、統計的に、親との距離感を確保するために、道外から、北海道内にはるばるやって来たという方々も、少なくないです。某大学の学生さん方も、道外からやってきたという方々が、半数以上を占めます。なので、北海道は、異民族、異文化、異なる背景、異なる価値観などといった、ダイバーシティの確立に、非常に強い地域なのかもしれません。
そういった、北海道の「強み」を胸に抱いて、この北の大地で、強く、生活を送っていってほしいです。キーワードは「Boys, be ambitious!」です。
『(テーマ4)職場によっては、公休日にイベントに強制的に参加しなければならなかったり、有給取得の際に用いる理由について、「私用の詳細」を述べなければならなかったり、というところもあります。また、ため息など、ネガティブな非言語コミュニケーションについて、それを表出させないでほしい旨を同僚、先輩又は上司に伝えることによって、その後、逆に、その伝えた人が職場で働きにくくなったり、というところもあります。いろいろな職場がある中で、働き続けていくためのノウハウを、共有したいです。』
(テーマ4に対する、参加者さんのご発言)
・雇い主さんは、雇用している方々を、その休日にイベントに強制的に参加させたりせずに、そのための費用と時間を、雇用している方々の給料と休暇に、還元させてほしいと思います。
・有給休暇を取得するときに用いる理由は、「私用のため。」とか、「年次有給休暇の取得のため。」とかで、(法的にも)十分だと思います。
・障がいなど、抱えているものを、予め上司に伝えておくことで、入職後の働きやすさが、大きく変わってくると思います。
・分かってくれそうな人を選んで、抱えているものを、その人に伝えておくことで、その後の人間関係が、ラクになってくると思います。
世の中は、だんだん、労働者等が、その権利を主張しやすくなる方向に、変わってきつつあるような気がしています。一方で、その権利の主張に対して、当該労働者を解雇してしまおうだとか、排他的に振る舞ってしまう雇い主さんも、一定数、いらっしゃるようです。
解決法は、一つしかないでしょう。雇い主さんが、(その労働者等を)解雇してしまったら、その雇い主が、思う存分「後悔」するような、そういう人材を、(その労働者等、ご自身が)目指していくことだと思います。
交流会には、切磋琢磨とともに、もう一つの隠された魅力があり、三人寄れば文殊の知恵というように、多くの知恵が集まるので・・・交流会は、優秀な人を育てる場として、機能し得ます。
すなわち、「交流会=知恵の結集の場」です。
交流会には、教育研究機関を超える知見を生み出すだけの、非常に強いポテンシャルが存在すると、私は考えています。そういった意味において、「自助グループ(交流会)」というコミュニティの形は、現代社会にとって、とっても重要だと思っています。
『(テーマ5)私が困っていることについての相談に対して、「世の中はそういうものだから仕方ない。」「私の頃はそうだったから。」などと、答えを必要としていない会話に対して、答えを導こうとしてしまうスタイルの言語コミュニケーションの手法を用いる方々が、一定数、いらっしゃいます。先述のように言われてしまったときは、どのように受け止めるのがよいでしょうか。』
(テーマ5に対する、参加者さんのご発言)
・人それぞれ、生きてきた時代や、環境といった背景が異なるため、「そういうものだ。」などと答え(結論)を導くことには、無理があると思います。
・答えのないテーマについての会話を苦手とする方々は、少なくないと思います。
・答えのないテーマに対して、解決法(=答え=結論)を導くというよりは、話し手の話を、遮らず、話し手の立場に寄り添って、共感的に聴くなど、理解することに努めることによって、話し手に「安心感」をもたらすという姿勢が、重要なのだと思います。
自助グループ(交流会)で取り扱っているテーマの多くは、「答えのないテーマ」です。
この答えのないテーマについて、いかに分かち合うことができるか、そして、その分かち合いを、いかにこの先の「生きる力」に結びつけていくことができるか。
それが、日本社会からみた、自助グループ(交流会)の意図なのだと、私は思っています。
※この概念を、気象学では、「有効位置エネルギー」といいます。
日本付近で低気圧が発達する理由は、南北の温度差が、それだけ大きいからです。
この南北の温度差は、低気圧の東側で暖域、西側で寒域という、層厚の異なる位置関係を形成します。この際に生じる位置エネルギーが、低気圧そのものの運動エネルギーに変換されたとき、その変換されたエネルギーのことを「有効位置エネルギー」といいます。
この、南北の温度差を「分かち合い」、低気圧そのものの運動エネルギーを「生きる力」という言葉に、それぞれ、置き換えてみてください。
私たちは、「分かち合い」を通じて、それを「生きる力」に変換させて、生きていくものではないでしょうか。そんなことを、日本付近で発達する低気圧は、教えてくれます。
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この日のテーマは、以上となります。
私の人間性は、この交流会とともに、育ってきました。これからも、温かな目で見てくださると、そして、応援してくださると、幸いです。
引き続き、何卒、どうぞよろしくお願い申し上げます。では
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主催代表より
本日のメンタル自助会では、諸事情のため直前に司会を内海さんにお願いする形となりました。
急なお願いにも関わらず、快く司会を引き受けてくださった内海さんには感謝いたします。
今後も、皆さんにとって安心して参加できる場を大切にしていきたいと思います。
来月もどうぞよろしくお願いいたします。
2026年02月01日 00:35