北海道/札幌で定期開催しているサークル型メンタル自助グループです!

札幌で定期開催をしている「札幌メンタル自助交流会」です。ストレス、生きづらさ、悩み相談、うつ病、発達障害(グレーゾーン含む)、依存症、ひきこもり、PTSD、AC、摂食障害、不安障害などサークル形式で参加が出来る自助グループ(コミュニティ)です。

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札幌メンタル自助交流会vol.119を開催しました!

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令和8年10月23日(金)夜の始め頃、当会の交流会を開催した。

参加者は3名で、初参加者はいなかった。

今回の司会は内海が担当した。かれこれ、この活動も3年目に入ったところである。とはいえ、私は2か月に1回程度、司会を担当する際に参加することが多く、日頃の会の様子をすべて把握しているわけではない。

そのような中で、ここ最近、交流会の進行に関して次のような傾向を感じている。

一.2周目以降、一部の参加者が長時間話し続けることで、他の参加者が聞き手に回る時間が増えている。

二.話したいことはあるものの、「話を聞いてほしい」のか、「解決のヒントがほしい」のか、あるいは「なぜこの場でその話をするのか」という目的が曖昧なまま進むことがある。

三.相談内容について、自分がどうしたいのか、周囲に何を求めているのかが見えにくいことがある。

要するに、交流会でありながら交流そのものが十分に生まれず、時間だけが過ぎてしまう場面が増えているように感じている。

参加者は、それぞれ忙しい中で時間を作って参加してくださっている。当会では参加者の負担を考慮し、原則として1回90分で進行している。挨拶や説明の時間も含まれるため、仮に参加者が10名いた場合、一人あたりに割ける時間は決して多くない。

そのため、今回は次の点を共有したうえで交流会を開始した。

1. 話は具体的に、簡潔に

いつ、どこで、何があって、どう感じて、これからどうしたいのか。

この流れを意識することで、他の参加者も内容を理解しやすくなり、意見交換もしやすくなる。

2. 発言機会をできるだけ均等にする

一部の参加者だけが長く話すのではなく、全員がバランスよく発言できることを大切にしたい。

これは司会の役割でもあるが、参加者にも意識していただければ、より豊かな交流につながると思う。

3. この場は「解決の場」ではなく「交流の場」である

健康の問題であれば医療機関、生活や就労の課題であれば福祉サービス、法律上の問題であれば専門家に相談することが望ましい。

当会は、それらの問題や悩みについて語り合う中で生まれる気づきや交流を大切にする場である。

・・・

事例1

ある参加者から、「既婚者である男性に対する恋愛感情を断ち切りたい」という相談があった。

話を聞くと、その男性とは長年にわたり親しく関わっていたとのことで、既に連絡を絶ってから半年ほど経過しているという。

相談者は「忘れたい」と話していたが、その一方で、自身がその関係の中でどのような立場にあったのか、また相手の家族に対してどう考えるのかという点については、十分に整理できていないようにも見受けられた。

交流の中では、

「もし自分が逆の立場だったらどう感じるだろうか」

という視点について考えてもらうことにした。

話を聞いているうちに、相談者は過去にも周囲の人から同様の指摘を受けていたことを思い出していった。

また、その男性との関係を見直すよう、知人や支援者から助言を受けた経験もあったという。

最終的には、現在の環境から距離を置くことや、人間関係を見直すことも選択肢の一つではないかという話になった。

私自身、この事例を通じて、問題を解決する以前に、自分自身の行動や責任のあり方を振り返ることの大切さを改めて感じた。

・・・

事例2

ある参加者から、

「ここ最近、これまでで最も強いフラッシュバックに悩まされている」

という話があった。

過去の出来事が、あたかも今その場で起きているかのように鮮明によみがえり、時には声が出てしまうこともあるという。

医師からは深呼吸を勧められているとのことで、相談者自身も一定の効果を感じているようだった。

この話を受けて、私自身の経験を少し共有した。

私の場合、集中する対象を失ったときや、自分自身に意識が向き過ぎているときにフラッシュバックが起こりやすい傾向があった。

そのため、自分以外の何かに意識を向ける時間を意識的に増やしてきた。

例えば、

・小説を読むこと
・資格取得のための勉強
・剣道の経験を生かした木刀の素振り

などである。

特に読書については、物語の世界に没頭することで徐々にフラッシュバックの頻度が減っていったように感じている。

もちろん、私自身の経験がそのまま他の人に当てはまるわけではない。

しかし、何かに集中したり、打ち込んだりできる時間を持つことは、自分自身との付き合い方を見直すきっかけになるかもしれない。

そのため、まずは少しでも興味を持てることを探してみてはどうかと伝えた。

・・・

事例3

ある参加者から、

「周囲の人は自分から話すことができ、指導者や先生からもよく評価されている。しかし、自分はうまく話せず、劣等感を感じている」

という相談があった。

話を聞いていると、その参加者が所属する環境では、

「自分から話すこと」あるいは「会話を継続すること」

…が一定の評価基準になっているようだった。

もし自分から話す力を伸ばしたいのであれば、まずは自分なりの話し方の型を持つことが有効ではないかと感じた。

例えば、

・どこの学校や職場に所属しているのか
・どのようなことに興味があるのか
・普段どのように過ごしているのか

といった話題から会話を始める方法もある。

一方で、私自身がより大切だと考えているのは、自分が多く話すことではなく、相手が話しやすい環境を作ることである。

そのためには、

1. 相手のことを覚える

名前やプロフィールなど、相手に関する情報を意識して記憶する。

2. 相手の話から話題を広げる

相手が話した内容の中から興味を持った部分を見つけ、質問や感想につなげる。

3. リアクションを意識する

うなずきや相づちなどを通じて、「話を聞いている」という姿勢を示す。

また、一つの話題が長く続き過ぎないように、会話の中で出てきた言葉や話題から別の話につなげることも有効である。

雑談では、

・天気
・趣味
・ニュース
・旅行
・共通の知人
・健康
・仕事
・衣食住

などが比較的話題にしやすい。

さらに、

・いつ
・どこで
・誰が
・何を
・なぜ
・どのように

といった問いかけも会話を広げる助けになる。

最終的には経験の積み重ねも大きい。

私自身も決して会話が得意なわけではないが、少しずつ試行錯誤を重ねながら身につけてきたものである。

・・・

まとめ

この日の交流会は、このような意見交換を中心に進み、比較的落ち着いたペースで進行した。

その結果、今回は90分という予定時間の中で一区切りをつけることができた。

ただし、今後参加者が5名、10名と増えた場合には、限られた時間の中でどのように交流の機会を確保していくかという課題も残っている。

参加者全員が発言でき、互いの話から学びや気づきを得られる場にするためには、進行方法について引き続き工夫を重ねていく必要がありそうだ。

また、当会の活動を知っていただくためにも、今後も開催レポートをより読み応えのあるものにしていきたいと考えている。

書き方や取り上げてほしい内容、文章から感じたことなどがあれば、ぜひお聞かせいただければ幸いである。

以上。
2026年10月25日 00:46