北海道/札幌で定期開催しているサークル型メンタル自助グループです!

札幌で定期開催をしている「札幌メンタル自助交流会」です。ストレス、生きづらさ、悩み相談、うつ病、発達障害(グレーゾーン含む)、依存症、ひきこもり、PTSD、AC、摂食障害、不安障害などサークル形式で参加が出来る自助グループ(コミュニティ)です。

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札幌メンタル自助交流会vol.80を開催しました!

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本日は80回目となるメンタル交流会(自助会)を札幌エルプラザにて開催しました!

主催者を含む7名での開催となりましたが、日曜日の夜開催という集まりにくい条件の中でも参加頂いて大変ありがたい限りです。

<本日出てきたキーワード>
・栄養的に何を食べれば良いか?という悩み
・部屋の整理、掃除に関する悩みと解消法の共有
・メンタルが落ちた時にどうやってモチベーションを上げていくか?という意見共有
・人に裏切られて傷ついた経験
・外出時などで他人の視線が気になり過ぎてしまう過緊張について
・本当は自然体でいきたいという話
・自分を好きになれるかどうかの葛藤
・昔の友人に手紙を送ったエピソード

それぞれのキーワードに、その人の背景や思いが込められていますし、誰もがじっくり耳を傾けながら対話を重ねました!

【栄養問題】

日々の食事、食事のスタイルは日々のメンタルからも左右される面がありますね。
そこには正解はなくて、個々の考え方から成り立つものなのだなと。
例えば今日の会では「嬉しいことがあったときに美味しいものを食べる派」と「嬉しいことがあったときこそ食を謹んで何時も通りにする派」に分かれました。
「一人で食べるのが好きな派」もあれば「誰かと食べたい派」もあったと思います。
食の好みから食べる際のシチュエーション、何をどんな時に食べるか、食べ物を通して何を目指していくかなど、それらは全てメンタルマインドに繋がっているのだなと思わされました。

 

余談ですが私(代表)は1週間の基本食は肉と卵と白米しか食べません。それも白米と肉は別々に分けて食べるようにしています。
あとは決まったお店でラーメンを週1-2回程度、運動をする前にお菓子、このレポを書くときは必ずアイスを食べる、調理は炊飯器しか使わない…というルーティンをメインで生きてます。
少し極端かつ食べる物のレパートリーと食の知識が少ないのが本日よくわかりましたが、体がどうなっても自分で決めた食生活(栄養摂取)なので後悔はありません。多分。

【部屋の掃除整理】
これに関しては具体的な情報共有が出てきたりと盛り上がった話でもありました。
私から皆さんにお聞きしましたが理想通りの部屋と、現実の部屋は乖離のある参加者さんが多いのかな?という印象です。
そして部屋が散らかっていると頭のメモリを消費してしまうことが悩ましいのかなとも思います。

また特性としても何処に何を片付けているのかわからなくなったりと、簡単じゃあないなと改めて思いました。

余談ですが私も今まで生きてきた人生の中で部屋が綺麗だった時期が殆どありません。
本当は整理整頓されて綺麗で片付いてる部屋にしたいのですが、どうしても無理なんです、汗。
片づけたとしても、掃除をしたとしても、片づけきれないし、掃除しきれないし、何故か直ぐに散らかって元通りにしてしまうのは何の役にも立たない才能の一つだなと諦めてます。
下を見ても上を見ても霧はないと思いますが、かなり下位ランカーだろうなと思います。別にいいんだけど。

【メンタルが落ちてからどう復活させていくか】

これに関してはメンタルが落ちてしまった根本要因を突き詰めて解消していくか、代替案で落としどころを見つけて昇華していくかのどちらかしかないのではと思いました。

まずはその根本要因から目をそらさず見つめていくこと、分析をしていくこと、時間がかかっても落としどころを作っていくことが次のステージに繋がっていくと思います。
そしてこれはどんなに頭脳が優秀な人でも、精神的なメンタルが強い人でも、自分一人だけでは限度・限界というものがあると思います。
人は一人では生きていけないというのはそういうことだとも私はよく思います。

自分をアップデートさせる成長機会だと思って時間がかかっても何処かで根本要因と向き合う勇気を持ちたいですね。
落ちたメンタルに関しては、これ以上悪くならないことに重心を置くのもありかなと思いました。

【人に裏切られて傷ついた経験】

裏切った側の推定90%以上は自分に噓をついてでも自分を正当化するか、開き直るか、忘れています。
他者を信じることは素晴らしいですが、大前提として自分を信じる太い芯のある人間でありたいと思いました。
だけど、他者と関わって良好な関係と信頼を築いていこうとするマインドセットは、人間である以上は諦めて捨ててはいけないとも思いました。
私はまだまだ人間を辞めたくないです。

【他者の視線や過緊張について】
「他者の視線が怖い」「自分がネガティブに思われてるんじゃないか」と感じるだけで外出が億劫になる気持ちはよく分かります。
程度の差はあれど殆どの人が無意識に抱えたことのある感覚だと思うので、まずはそれを認めて口にできることが大事であり、自己理解からのアップデートに必要な分析に繋がっていくと私は思います。

【自分を好きになれるかどうか】

これは私も大変興味深かったので、私から皆さんに向けて聞いてみました。
自分の一番の味方は自分じゃないといけません。
成功しても失敗しても自分は自分の味方でなければなりません!

【昔の友人に手紙を送ったエピソード】

これは気になりますね!機会があればエピソードの続きをお聞きしたいです。
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このように様々なテーマが共有され、真剣あり笑いあり共感ありの会となりました!

また今回は終了後の二次会・三次会にも参加者全員が参加してくださり、最後の最後まで一体感のある交流の時間となったことも主催として非常に嬉しかったです!

日常の中でふと立ち止まりたくなったとき、誰かと心の声を分かち合いたいと思ったとき、そんなときにこの会が思い出されるような「小さなセーフティネット」でありたいと改めて感じました。

ご参加いただいた皆様、本日は本当にありがとうございました!

本日参加いただいた方、過去に参加経験のある方、これから参加してみようと思ってる方、

メンタルの交流会として自助会を毎月開催をしていますので一つのセーフティネットとして思い立った時に自由に出入りできる“リアルの場”として何時でもご参加ください。

2025年06月30日 00:58

札幌メンタル自助交流会vol.79を開催しました!

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本日は11名(司会含む)の参加でした。

本日10回目のファシリテーターを務めさせていただきました。「うちうみ」です。

(1)仕事を長く続けるコツについて1

仕事を長く続けるコツは職種や職場環境によるので、直接的なものは存在しないという感じのお話しだったと思います。確かに、意識し過ぎてもちょっとストレスになりそうです。もし挙げるとすれば、挨拶をすることや、人によって態度を変えないこと、小さな達成感を積み重ねること、自分に合うペースを知ること、オンオフの切り替えをすることなどが挙げられるようです。

(2)自分の性格に思い悩むことについて

例えば、「臆病な人は物事を深く考えて行動することができる」「集中力がない人は好奇心旺盛で、幅広く学ぶことができる」といったように、ネガティブな性格は何かしらポジティブな性格に置き換えることができるらしいです。

(3)失恋について

仮に長期的に引きずるようであれば、内情を知り得る人に詳細を話しつつ、自分の魅力を再確認してみるのがいいと思います!

(4)職場での身の上話について

業務上の記録を作成しているところなのに、その付近で職員同士が身の上話を延々としている・・・これはちょっとイヤですね。イヤーマフをして、別室で仕事をしたくなります。

(5)就職・就労について

7月から就職したり、就労を始めたりという参加者さんが数名いらっしゃいました。当会としましてもとても喜ばしいことでございまして、本当におめでとうございます!

(6)仕事を長く続けるコツについて2

働いているフリをして省エネに努める、60%の力で働く、バッジなど勲章となるものを身に付けるなどが挙がりました。この60%っていうのがとっても大事なのですが、同時にとっても難しいものでございます。

(7)一日に1回以上、人から笑いを取るように努めることについ

これは強い志が伝わりますね!笑いを極めることはとてもいい事のような気がしております。是非とも、当会でも得意パターンを発見していってほしいです。

せっかくなので僭越ながら、私から1個だけ伝授しましょう。

-例-

「(質問)うちうみ君、例の仕事は終わったのかい?」

『(答え)終わったか、終わっていないかのどちらかです』

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このように、「どちらか」「どっちか」というワードを用いるだけで、相手の意表を突き、笑いを取れることがあります。

(8)仕事とプライベートのバランスについて

体調がよろしくないときは仕事ばかりの生活がしたいという自分がいたり、かと言って仕事ばかりの生活のときはプライベートに比重を置きたいという自分がいたり、人びとのメンタルの悩みはいつも何かしら、少なからず付きまとうものだということが、この一文で分かると思います。

そのような中で、人びとがメンタルの健康を実現する、或いは保つというのは、決して簡単な事ではないと思います。

そのため、私たちはメンタルの健康を考えるにあたって、日々の生活の基盤となる睡眠や栄養、活動のあり方に着目する必要があるのだと思います。

(9)【ご紹介】睡眠時無呼吸症候群(SAS)について

日中の強い眠気や集中力の低下に見舞われることはありませんか?それはもしかすると、睡眠時無呼吸症候群(SAS)によるものかもしれません。

ということで、参加者さんよりお話があったため簡単にご紹介いたします。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は成人の2~7%に見られるとされ、100人でいうとだいたい5人前後となることから、決して珍しいものではないことが分かります。

閉塞性のものは「喉の空気の通り道が狭くなること」によって発症し、中枢性のものは「脳の呼吸中枢が異常となること」によって発症します。いずれも最近では医療機関だけでなく、ご自宅でもスクリーニング検査やCPAP療法などといった診療が受けられるようになってきているようです。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は「ただのいびき」などとして軽視されがちですが、心疾患や脳血管疾患のリスクを高めるだけでなく、私たちのメンタルにも大きな影響を及ぼす可能性があるため、注意が必要です。気になる症状があれば、セルフチェックや専門医の受診をオススメいたします。

(10)結び

この日(6月20日)のご参加、ありがとうございました。

そしていつも開催レポートをお読みになっていただいている読者の皆さまにも、ここで厚い感謝の意を申し上げます。

11回目以降の司会も頑張って参りますので、何卒よろしくお願い申し上げます!では👋

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主催代表より

うちうみさんが通算10回目の司会という節目の会だったため、今回は私も一参加者として会に参加してきました!

元々この会の参加者として来てくれていた一人で、そこから月1回の司会を引き受けてくれるようになり、10か月で10回目の司会を今回で務めてくれました!

こうして節目を迎えられたことが純粋に嬉しく、ありがたく思っています!

今回も上記のレポをご覧いただければお分かりの通り、誰が読んでも「すごい!」と思わせる内容量と熱意のこもったレポートが届きました!

私目線としては「無理のない範囲で負担にならない程度で大丈夫ですよ!」と声を掛けていますが、頂くレポに限らずですが彼のメンタル界隈への真摯な思いと姿勢には毎回良い刺激を与えてもらっています!

また、この日は同じ司会のともこさんも忙しい中で参加してくれて、会の終了後には久しぶりに3人で時間を過ごすことができました。「この会を作って本当に良かった」と感じた瞬間でした。

会を立ち上げた最初の1年間はメンタル界隈を少しでも盛り上げようと、ひとりで試行錯誤しながら頑張ってきましたが、今では司会を任せられる方が居て、運営に寄り添ってくださる参加者さんも増えてきて、改めてありがたいなと思います。

もちろん、当会はまだ歴史も浅く伝統もない小さな団体です。だからこそ課題も成長余地もたくさんあると感じています!

もっと多くの方に当会の存在を知っていただき、メンタルのセーフティネットのひとつとしての役割を果たすべく今後も挑戦を続けていきます!

そして、自助会というものへの誤解なき理解&正しい認知が社会全体に少しでも広げていきたい…!そんなことも最近は意識するようになりました。

そうした思いも日々の運営のモチベーションになっていますし、これからも会として課題や成長の余地を見つめながら必要な努力と工夫を惜しまず精進を続けていきたいと思っています!

そのために必要なものは何か??

まずは主催者としての自己理解を忘れず、常にアンテナを張っていくつもりです!

さて、今回の会はというと、

初めて参加された方、リピートで参加してくださった方、久しぶりにお顔を見せてくださった方、モルックの会を主催している方も1月以来に参加をしてくれました。

参加いただく皆さんの理解と協力もあり、おかげ様で安心感のある落ち着いた何時も通りの温かい雰囲気の会だったと思います!

通算10回目の司会を務めてくれたうちうみさん、そしてご参加くださった皆さん、本当にお疲れ様でした!

今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
2025年06月23日 22:43

札幌メンタル自助交流会vol.78を開催しました!

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本日の参加者は10名(司会含む)の参加。初参加の方は5名でした。

本日17回目のファシリテーターを務めさせて頂きました。「ともこ」です。

本日のメンタル自助会は職場の人間関係やメンタルにおける精神症状の悩みのテーマでした。

1) メンタルにおける精神症状の悩み

①希死念慮による行動化を何とかしたい
・自傷行為やODをしてしまう。
・精神疾患により解決できない場合どのようにしたらいいのか。
・上手く相談ができず、自己解説してしまう。

②服薬について
・メンタルクリニックと上手く関わる方法。
・医師のことが信用できなくて内服することに対して抵抗がある。

③うつ病との上手な付き合い方
・症状が安定できるようになったが、突然夜になると不安になる。
・寝る時のスマホが辞められない。

④グリーフについての悩み
・子どもが亡くなって5年が立つが同年代の子どもをみると悲しくなり、子ども関係の仕事が出来なくなった。

2)職場についての悩み
①気になる人がいるがコンプライアンスに引っかかる為、難しい。

②職場のストレスや将来に対しての不安があり夜間不眠になってしまう。職場の産業保健は噂もあった為、利用はしたくない。平日に受診が困難で土曜日だと他の受診や家族との問題もあり、心療内科に受診をしたいが難しい

3)日常生活について
①病状が落ち着き、今は趣味でサークルに参加しているが友達をもっと増やしたい。
②食へのこだわりが強く、作り置きも苦手。自炊できない時はデリバリーを利用しているがお金が掛かってしまう為、他にいい方法があれば知りたい。

1)~3)が話題になりました。

1)についての意見
①・ODを経験しているため、あまり薬を持ち歩かないようにしている。
 ・友達に言えない事なので医師に必ず相談して医師からアドバイスを貰うようにする。
 ・リラックスできるように入浴で気分転換をはかる。
 ・自助会等で同じ経験をもつ方の話を聞いてみる。

②・医師との信頼関係を図る。
 ・今までの医師は不信感しかなかったが、違う医師に変えてみたら安心することができた。薬物療法だけでなく自助会等の参加することで少しずつ回復に向かうことが出来た。

③・睡眠を確保する。
 ・ヨガなど呼吸療法を取り入れる
 ・精神疾患関連のYouTubeを参考にする。
 ・スマホを使用制限する為にタイマーをかける。

④・流産の経験で夫がよりよってくれず辛い思いをしたから、解ってくれる人が側にいたら大分違っていた。
 ・子どもがいることでの大変さもある為、子どもがいる=幸せではない。

2)についての意見
①現代の社会で職場恋愛が難しくなっている。他の方法で出会いを心がけてみる。
②落ち着いたタイミングで心療内科を受診してみる。噂などで職場での悩み相談が困難な場合は自助会等で相談を話してみる。

3)についての意見
①SNSなどで交流をしてみる。サークルで仲良くなった方と連絡交換をしてみる。
②・自炊、デリバリー関係なく食べたいものを食べる。
 ・食材キットを利用する。
 ・スーパーマーケットの半額セールを利用する。


本日のメンタル自助会はメンタル疾患との付き合い方が話題になりました。

その中で感じたことは「信頼関係」があることで少しずつ回復できることを学びました。

治療でも医療関係者と信頼関係がなければ前向きに進むことが難しいことを痛感しました。

薬物療法だけでなく自助会に参加することで、少しずつ回復することができるようになった参加者の声を頂き、私自身メンタル自助会の意味や看護師として勤務している中での反省点を振り返ることが出来ました。

又、メンタル系の悩みだけでなく日常生活での悩みを参加者全員で共有することが出来、改めてメンタル自助会は助け合いのグループだと感じました。

これから暑くなる季節なので水分を十分に取り体調管理には気をつけてお過ごしください。

本日はありがとうございました。
2025年06月14日 23:40

札幌メンタル自助交流会vol.77を開催しました!

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本日5月31日は77回目となるメンタル交流会(自助会)を札幌エルプラザにて開催しました!

主催者(司会)を含む10名での開催となり、初参加の方、リピートの方、1年以上ぶりに参加をされた方とバランスが整っていた印象です!

また、今回は旭川方面・釧路方面といった遠方から、宿泊を伴ってお越しくださった方もおり、改めて皆さまのご関心と行動力に感謝申し上げます!

最近では、2年ぶり・1年半ぶり・1年ぶりにご参加いただいた方々が少しずつ戻ってきてくださっており、この自助会が記憶の片隅に残り、必要な時に思い出していただける場所となっていることに主催者として大変嬉しく感じております。

この自助会を初めて現時点で約2年半ですが、こうやって思い出して気分転換に参加してくれると本当に嬉しいので、メンタルのセーフティネットを目指してやってきて良かったなとも感じています!

そんなこと思った本日の会でしたが主なキーワードとしては以下の通りとなります。

・社会の一般的なレールから外れたことによる喪失感
・知人友人づくりについて意見交換をしたいというご相談
・職場環境における消耗感の悩み
・過去のトラウマにより人への恐怖感が拭えないというご相談
・他者との比較によって自分を傷つけてしまう悩み
・焦燥感とプレッシャーを伴う就職活動への不安
・子育てを通して自身の生育環境を見つめ直した気づき
・長時間の睡眠が生活に与える影響
・他人軸で生きてきた人生を見直し、自分を大切にしたいという思い
・新たな取り組みをライフスタイルに取り入れていくという前向きなご報告

上記のキーワードに対して皆さんと一緒に考え生きた経験談等も混ぜながら皆さんと意見共有をしました。

いずれの話題も日常の中で見過ごされがちな深い葛藤や心の揺らぎが背景にあるんだなと感じました。

また、率直なシェアがなされる中で「自分だけではない」という安心感や連帯感が場の中に静かに広がっていったのではと思います!

実際に話すことで気持ちが整理され、同じような悩みを抱える方がいると知って安心した!といったご感想も頂戴し、真面目さと楽しさを使い分けた自助会としての意義を本日は改めて実感しました!

当自助会は参加にあたって特別な準備や覚悟というのは本当に必要ありません!

日々の中で少し立ち止まりたいとき、誰かと心の声を分かち合いたいとき、そんな時に思い出して貰えるようメンタルのセーフティネットな場所でありたいと何時も思っています!

本日は希望者にて二次会・三次会へと続き、よりフランクな雰囲気の中で交流を深めることも出来ました!

写真を撮り忘れてしまったので三次会の写真を当レポに掲載しておくことにします!

ご参加いただいた皆様、本日は本当にありがとうございました!
2025年06月01日 01:25

札幌メンタル自助交流会vol.76を開催しました!

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1.コンビニで荷物を送れるらしい。Aさんは荷物を送るためコンビニを利用。初めてだったため、送り方について二人組の店員らに聞く。すると、店員らのどっちかに

「コピー機を使えば?」

と言われ、コピー機を使う。そこから出てくる伝票のようなものを指定の袋に入れるらしく、(国際郵便に似てる?)、そんなの初回で分かるわけもなく、試行錯誤していると、二人組の店員らのどっちかに

「何やってんの?」

と言われた。Aさんは店員らの接客に当惑し、怒りを覚えつつも、その店員らのどっちかに言い返すようなことはなく、荷物を送ってそのコンビニを出た。お題は、Aさんの対応は正しかったかどうかというもの。

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アンサーとしては、言うまでもないような気がします。

Aさんの対応は「正しかった」を通り越して、神でしょう。

そもそも、こうなるくらいなら先に店員らのどっちかが教えてくれればよかったなだけで、聞いた感じだと、むしろ店員らの接客の方が何やってんだろうって感じです。

(考えられる対応一覧)
・何の、どの部分が分からないか明確にする
・相談窓口に報告する
・その事を誰かに話す

ただ、コンビニって便利な反面、店員さんも幅広い業務をこなさなければならず、頭が上がらないところがございます。

そして、私はコンビニで荷物を送れるなんて知りませんでした。某コンビニチェーンでは「3辺の合計が160cm以内、25kgまで」なら発送可能だとか。

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2.仕事で忙しい日々で、ときたま休日を家族で出かけたりなど一緒に過ごすが、そういう時は楽しい。ただ、どうもギャンブルがやめられない。とりわけ、仕事で「疲れたな」というタイミングで急にスロットを打ちたくなる。勝ったときの喜びと、儲かったときの感覚が頭から離れない。

お題は、ギャンブルをやめたい気持ちがあるが、やめるにはどうすればよいかというもの。

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(回答一覧)
・筋トレなど他の趣味に置き換える
・ギャンブル依存関係の自助会に参加する
・カウンセリングなど心理療法を検討する

個人的に、スロットを打ちたい気持ちの強弱をカレンダーに記録してみてほしいです。メンタルスコアのように、0から10の数値で記録していくイメージでいいと思います。そうすることで、スロットを打ちたくなるタイミングを先読みできるようになり、そのタイミングで家族で出かける予定を組み込む、趣味を取り入れるなどの対応ができ、そもそもスロットを打ちたくなる原因の解析ができるようになるなど、メリットは多いです。

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3.もともと関西方面の出身で、大阪や福岡など遠方には知人・友人がいるが、札幌でなかなか友人ができない。なるべく、仕事のことや、自分が仮に疾病や障がいを持っていたとして、そのようなことも話せる人がいい。障がいを打ち明けると距離を置かれるというようなことは、起こってほしくない。

お題は、札幌でどのようにして友人を作っているものなのかを聞くもの。

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(回答一覧)
・筋トレなど趣味の幅を広げる
・テニスやバドミントンなど、共通の趣味・サークルで交流を図る
・飲み屋のマスターと仲良くなって紹介してもらう

友人作りの需要といいますか、関心はやはり大きいと思います。

ただ一つ言えるのは、どこかしら出かけるのにも筋力は必要なので、とりあえず筋トレは大事です。

私はしてませんが。

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4.ほぼ365日24時間稼働するような生き方をしてきたが、ようやく一段落ついて、いざ「休める」というタイミングが来たのに、さまざまな要因も相俟って、休むにはどうすればいいかというのが分からないでいる。休みたくても、休めない。

お題は、休む(休養をとる)にはどうすればいいかを聞くもの。

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(回答一覧)
・労働者の場合、正社員→派遣社員など労働形態を変えることで自由の幅を広げる
・一般的に、処方薬の力などで強制的に休ませるようにしているような気がする

一応、副交感神経を優位にする方法的な部分を載せておきます。

(方法)
・朝に日光を浴びる
・コップ一杯の水を飲む
・深呼吸をする
・水分補給→1.75~2.0L/日が目安
・入浴→低気圧性不調にも効きます
・その他:アロマやヨガなど

雨雲の接近(≒低気圧の接近)は、交感神経(興奮させる方の自律神経)を優位にすることがあります。

人間の耳には「内耳」というのがあって、平衡感覚を司るのですが、その内耳が、気圧が下がったときのセンサーの役割を果たします。このセンサーが働いたときに、交感神経が優位になり、休み効果を得られなくなったり、頭痛やめまい、倦怠感になったり、というようなことが起こります。このような不調を総称して、低気圧性不調といいます。

この低気圧不調を和らげるには、耳たぶのマッサージが効果的で、内耳周辺の血行を促すことによって、低気圧によるセンサーの誤作動を防ごうという考え方です。

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5.昼も夜も働いていた過去があるからか、どうも休めない。「寝ている場合じゃない」という観念になる。他の休息の効果を得る方法として、呼吸法やマインドフルネスといったものが挙げられるが、過呼吸を持っているから、呼吸を意識したときに、過呼吸の感覚がよみがえり、却って具合が悪くなる。さらに、今の環境では実質パーソナルスペースがなく、休息を得たくても、物理的に難しい。第三者からは、「休息が必要」といわれている。

お題は、このような状況下で、どのように休息をとるのがよいかを聞くもの。

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(回答一覧)
・神戸のクルーズ船に乗ったが、海に行くのはいいと思った
・特定の睡眠薬を服用すると、副作用からか強い悪夢をみることがある

パーソナルスペースを確保するために、仮に自分の状況をどうにかできたとしても、自分以外の人の状況をどうにかしなければならないというときは、難しさが増すような気がします。

意思決定だけでなく、話し合いも要するので。

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6.交流の場に慣れていきたいと思い、交流会に参加しているが、対人場面でやはり緊張が強く、帰宅後に頭痛になる。また、サークルやイベントによっては、その人たちと関わっているときに却って孤独感・疎外感となることがある。最近は、スーツの新調をしようと思っている。店員さんと上手く話せるか、店員さんが優しく応対してくれるか、不安である。

お題は、対人場面などで自分に一定の自信を持つようにするにはどうすればいいかというもの。

(回答一覧)
・外見から磨く手もある

確かに、外見から磨くっていうのもいいですね!

でも、外見から磨くって、いろいろありますよね。ファッションとか。

結局、この「自分に一定の自信を持てるようにするにはどうすればいいか」というお題に対して、『外見から磨く』という観点で、メインで挙がった回答がこちらです。


(回答)筋トレ


もはや、筋トレしか勝たないですね。

私はしてませんが。

読んでの通り、うちの交流会、最近めちゃめちゃ筋トレが流行っていまして、結局筋トレに始まって筋トレに終わるという回になりました。

筋トレしていない方のご参加もお待ちしていますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

この日の参加者は9名(司会含む)。

9回目のファシリテーターを務めさせて頂きました。「うちうみ」でした。

次回、私は6月の第3金曜日に司会を見込んでいまして、そうなると10回目になります。

よかったら来てください!では👋
2025年05月17日 20:57

札幌メンタル自助交流会vol.75を開催しました!

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本日の参加者は5名(司会含む)の参加。

本日16回目のファシリテーターを務めさせて頂きました。「ともこ」です。

本日のメンタル自助会の話題は

1)ある発達障害関連本の出版に関して差別的な表現で怒りを感じた出来事。

2)人と話すと身体症状が出てしまい悩んでいたが、当日のコンディションで本日の自助会に参加できた。

3)勤務先のジムで、ある女性の利用者が他の利用者に対して過干渉になり人間関係のトラブルに対しての懸念。

4)転職を検討中。「頑張ってできること」と「やっても続かない」ことの区別を知りたい。

1)~4)が話題になりました。


1)について
・当事者の立場から、本のタイトルや内容、表見について非常に不愉快に感じた。しかも同じ出身でSNSでも叩かれている。しかもその作者はカウンセラーと名乗っているが、医師免許や心理師の資格も無く医療監修がなっていない為、不快に感じた。印税や本を読んだ人はどんな気持ちなるのか。この話題を聞いた時、私自身も看護師の資格を持っているため、根拠のない内容はとても不快と憤りを感じた内容でした。

2)について
・数年間引きこもりで人前に立つと頭痛などの身体症状が出現してしまうが、人前で話をして頑張ってみようと思った。その場所の一つとして自助会だった。

3)について
・ジムで数名指導しているが一人が経験者(中年女性)で他の利用者に対して過干渉になっている為、利用者同士のトラブルに発展する可能性もある。同じような体験でジム内で利用者の過干渉でトラブルになった体験談もあった。中年女性利用者にとの関わりについて悩むが今の所は大きなトラブルが無いため様子を見ることにする。

4)について
頑張ってできることと、やってもできないことの境界線を決めておく。
給料と働き方を自分で決めてみる。
派遣会社を利用して相談してみる。

1)~4)の意見がありました。

又、本日は少人数の為、残り時間をフリートークをしました。

SNSでの評価が話題になり、グルメや医療、美容などのSNS評価の影響が話題になりました。その他、税金や物価高騰、年金についての今後の影響について懸念する声もありました。

その中でメンタル自助会に参加することで「体験者から話を聞くことができる」「愚痴や不安を言いやすい」などの意見がありました。

本日は少人数でしたが「いつもより人数が少ない分、話をすることができて良かった」という参加者の声もありました。

小人数でもメンタル自助会の意味を新たに再確認することが出来ました。

本日は寒い中、ご参加いただきありがとうございました。
2025年05月10日 21:28

札幌メンタル自助交流会vol.74を開催しました!

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本日は74回目となるメンタル交流会(自助会)を札幌エルプラザにて開催しました!

主催者(司会)を含む10名での開催となり、初参加の方も多かった印象です!

その中でも2年ぶりに参加をしてくれた方&1年ぶりに参加をしてくれた方も居て主催者としては本当に嬉しかったです!

まだまだ歴史と伝統の浅い当会ですが、毎月の地道な開催を重ね続けていくことで何時でも誰でも参加が出来るメンタルのセーフティネットを目指すべく今後も精進していくことは自分と会の成長にも繋がっていくと改めて再認識をしました。

そして願わくばですが、今後も影ながらでも会の活動に対し賛同し支えてもらえれば私(代表)含め手伝ってくれているファシリテーターにとっても大変嬉しくもあり勇気の力になります。

時に至らない点もあるとは思いますが参加される皆さんのご理解と協力があって成り立っている当活動でもありますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。


前置きが少し長くなりましたが本日のキーワードとしては、

・春から新しい職場で働いているが自分のメンタルが落ちていくのが不安という話
・仕事中もパワーバランスを一定に保ちたいが必要以上に頑張って疲れてしまうこと
・長年に渡って仕事をしている職場だが他者からの言動を時に気にしてしまう悩み
・以前に参加をしたことで自分が家庭内DVをされていると認識をしたため今回は意見共有を求めに来た
・メンタルを病んで学校に通えなくなったことと今後の方向性に対する悩み
・何度も手洗いをしたり確認をすること、他者に迷惑をかけてしまうことへの悩み
・パニック障害の悩み、仕事を何度も辞めていること、皆が幸せそうに見えることや自分の性格面での変化
・コミュニケーションに関する悩み、過去の悪しき経験がトラウマになっていることとイジめの本質について
・対人関係(相手の言動や反応)によって自分のメンタルバランスが変わり振り回されていること
・世間的にGWムードになったことで浮き彫りになった孤独と疎外感

という内容で上記のキーワードを基に皆さんと時に楽しく真面目に濃厚な意見共有と情報交換が出来たことを感謝いたします。

少しでも本日の場が参加者さんにとってメンタルの調和になっていれば会として大成功だったと思います!

これから参加される方も自助会の場を有効活用してほしいと願っています!

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主催代表のチラ裏

本日は2年ぶりに参加をしてくれた方&1年ぶりに参加をしてくれた方が居たので、会を作って2年ちょっとの歴史を振り返る良い機会にもなりました。

真っ先に思う感覚としては初めて開催をしたのが23年2月でしたので、まだ2年ちょっとしかやっていなかったんだなということです。

個人的な感覚としては少なくとも3年以上はやっているような感覚がありました。

それはこの期間で開催回数を重ねて突っ走ってきたからかもしれませんし、活動を通して様々な出来事や思いを重ねてきたからかもしれませんし、たくさんの方に参加頂いて様々な共有をしてきたからかもしれませんし、自分の日常的な人生(社会生活とプライベート)と当活動が調和された結果かもしれません。

答えは多分、全部だと思います。

そして大事なのはここからどう思っていくのかだとも思いました。

何故この会を作ったのか?この会を続けるに至って今の自分は何を思っているのか?自分の能力で出来ることをちゃんと出来ているだろうか?他に具体的に出来そうなことはないだろうか?…そんなことを帰り道に考えながら帰りました。

そこで何となく感じていることを言語化すると「良い意味で盛り上げたい!もっとガチンコで不安、悩み、気持ち等を本気で言い合える場にしていきたい!」でした。

それはある程度クリアできている実感もありますが、それと同じくらい(それ以上)にまだまだ潜在需要があるはずだという物足りない感覚の正体がこれだと思います。

物足りない感覚を埋めるために、まずは今まで通り毎月の定期開催を続けていくことを自分が出来ることとして励みたいと、ひとまず答えは出ました。

現在進行形でメンタルが荒んでいたり、努力をしたくても今はどうしようもない状態だったり、どうすればいいかわからず八方塞がりだったり…メンタルのセーフティネットを目指している自助会というコミュニティの性質上そんな状況の参加者の方にも心の底から来てほしいと願っていますし、実際に来てくれてる方が少なくありません。

そのような経験というのは今は辛いかもしれませんが、後にその経験を糧にしてプラスにする生き方が出来る世界線もあることを私は主張したいです。

ぜひぜひ、自分の力を通して何かを与えられる人間がメンタル界隈を通して増えて欲しいと思った今日という一日でした。
2025年05月03日 23:53

札幌メンタル自助交流会vol.73を開催しました!

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本日(4月26日)は73回目となるメンタル交流会(自助会)を札幌エルプラザにて開催しました!

司会である主催者含め13名での開催となり、遠方は道北方面からの方、他団体の主催をしているという方も参加者として来てくれました。

初参加の方、久しぶりの方、リピートの方と比率もバランスが良かったと思います。

そんな本日の内容としては人数が多かったこともあり共有した問題と意見にもボリュームを感じました!

<本日の主なキーワード>
・差別(区別)をされないためにはどうしたらいいか
・家族/家庭問題
・IQに関する疑問
・新しい環境での私生活の充実化
・新しい職場での悩み事
・最近、手帳を取得したのでB型事業所に通う
・冬季うつがあるため南のほうに引っ越すプラン
・人にどう見られているか過剰に気になり緊張する
・社会生活では立ち振る舞いが出来るけれど私生活では自信がなく不安が障害になっている
・これから新しい治療薬を飲むが、その効果に対する期待と希望
・職場の同僚とのトラブルがストレスになっているエピソード
・今までに自分が退職した共通法則がそれと合致していること

などなど、、、上記に関することの意見と情報の共有をしました。

そして本日は新しいコンテンツの導入として自己紹介時に最近のメンタルコンディションを1(最低)から10(最高)の中から数字で言ってもらいました!

自分で現在のメンタル状態を数字で表して把握をしてもらうことで今の自分を理解出来ること、教えてもらう方としては数字に応じて配慮等も変わってくるかと思います!

後に参加者さんに聞いてみると好評でしたので、次回以降もメンタルコンディションの公言を自己紹介時にルーティンとして取り入れることで自助会としての精度が高まると思います!

余談ですがメンタルコンディションは7~8くらいがバランス的に良く、9~10の最高点が続くとそれが落とし穴やリバウンドになってしまう危険性があることもわかりました。

これを機会に私含め、ぜひぜひ皆さんも自分のコンディションを定期的に自己理解&自己把握が出来れば生活との調和が上手く取りやすいと思います!

会としては着実に小さなアップデートが出来たことに手応えを感じた本日のメンタル交流会(自助会)となりました!

そして本日参加された皆さんが自助会の外にある各々の生活の中で少しでも良い方向に向かって行けることを主催者として願っています!

参加された皆さんお疲れ様でした、ありがとうございます。
2025年04月27日 00:12

札幌メンタル自助交流会vol.72を開催しました!

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【今回のトピック】

※以下、参加者さんによるご発言の要旨をまとめたものです。

1.気分を好ましい方向へ持っていくための習慣及びノウハウについて

(1)(習慣)朝に好きなものを食べる。

高級食パンや、ドリップコーヒー、その日の気分に応じてカフェオレなど。

(2)(習慣)YouTubeを観る。

お笑い系など。なお、お笑い系の動画で笑えるか否かで、そのときの気分の状態が分かる。どんな動画を観てもまったく笑えない場合は、非常に気分が落ち込んでいることを示す。

(3)(習慣)10km程度の散歩をする。

歩行距離が長くなれば、寂しいと思う時間が短くなる。

(4)(習慣)近所の人などと話す。

犬の散歩をしている近所のご高齢の方など。犬に関連してハプニングがあったが、それを通じてその近所のご高齢の方と交流を図ることができた。

(5)(ノウハウ)気分が落ち込むときのパターンを把握する。

職場や学校、習い事など通い先、及びご家庭など、やはり対人場面に起因して気分が落ち込むことが多い。また、そのような気分の落ち込みは、個人差等もあるが、おおよそ1~2週間ほど続く。

2.(友人など)誰かが前向きになれるような働きかけについて

(1)状況を把握する。

《親友(10年以上の関わり)について》
・気分の落ち込みによる不調がある
・介護を必要とする親と同居している
・療養や介護で時間・体力に余裕がない
・社会的な場へ出にくい
・福祉サービス等の利用は望んでいない

(2)ノウハウを活かす。

優先順位としては、①親友の療養、②親御さんのニーズ(≠希望)に沿った福祉サービスの利用の検討、③社会的な場への進出になってくると考えられる。

①としては、カウンセリング(心理療法)を受けて、心の整理整頓を試みるよう勧めることが挙げられる。その際、カウンセリング(心理療法)を受けたことがあるのであれば、その体験談について伝えられると尚良である。そのほか、当会のような自助グループや、家族会に参加してみることが挙げられる。

②としては、専門の方に相談することが挙げられる。例えば、高齢者福祉サービスに関するご相談は、各区役所の「保健福祉課福祉支援係」が窓口となっている。

3.カウンセリング(心理療法)を受け始めたきっかけについて

抑うつ状態(≒気分の著しい落ち込みが数日以上続く状態)では、物事の判断や行動を起こすということが不可能で、頭痛やめまい、倦怠感などの体調不良も伴うことから、自らの意思でカウンセリング(心理療法)を受け始めるというのは難しい。

カウンセリング(心理療法)を受け始めたきっかけとしては、友人・知人・家族からの勧めや、病院やクリニックでの診察を経たもの、大学や職場のメンタルヘルス系の相談窓口がカウンセラーに繋いでくれたものなど、周りの方の働きかけが主となっている。

4.気分の落ち込みが続く期間について

いくつかの証言によると、だいたい1~2週間とみられる。ただし、気分の落ち込み方については誰しも一様ということではなく、「うつ状態のときの方が読書が捗る」という方もいる。

5.機能不全家族内での家族との関わり方について

やはり親等(ストレッサー)との物理的な距離を確保することが重要である。中には、弟妹を庇うために、両親が喧嘩している現場から遠ざけるような立ち回りをしたという体験談もあった。

6.職場や学校、習い事など通い先のイヤな人との関わり方について

職場や学校、習い事など通い先にイヤな人がいる場合、自分以外にもそのイヤな人について同じく思っている人が居るかもしれない。なので、そのような方に思い切って話してみて、ウマが合えば、気がラクになる筈。

7.自らの疾病・障がいを打ち明けるか否かについて

相手に「普段は仕事をしている」と伝えている場合に、例えば、毎日、昼間にSNSを何度も更新している等をしていて、それが相手にバレているとすると、次第にその相手から「本当に仕事をしているのか?」と疑われるリスクが生じてくる。なので、発言の内容と実際との整合性を取りにくくなる。かと言って、自分が相手に疾病・障がいを持っているために、普段は仕事をしている訳ではないということを打ち明けると、相手にその疾病・障がいの特徴をググられたり、それに伴ってイメージが下がったり、しまいには、嫌われかねない。なので、このような疾病・障がいを抱えているときは特に、見捨てられ不安に苛まれやすい。したがって、少なくとも当該疾病・障がいについて理解があり、秘密は絶対に保持できるような人にしか、自らの疾病・障がいを打ち明けることはできない。

8.休職中や休学中の取り組みについて

この際なので、食生活を見直したり、睡眠習慣を整えたりするという考え方もある。

9.疲れやすさの正体について

やはり、聴覚を主とした神経の消耗による影響が強いとみられる。なので、イヤホンやイヤーマフといった防音のためのアイテムがあると良い。また、家庭では十分に休息をとることが難しいという方もいる。そのような方は、極力、外出せざるを得ないという現状がある。ここでもやはり物理的な距離が影響しており、解決へ導くためには経済面等の長期的なプラニングが必要となる。

【開催データ】

・開催日時:令和7年4月18日(金)18時30分~20時00分
・参加者:5名(司会を含む。)

なお、今回は掲載用の写真を取り忘れたため、当日12時45分ごろの札幌駅付近上空の写真を載せています。

この写真は「ひつじ雲」と呼ばれる雲で、温暖前線が接近しているときなどにみられます。ひつじ雲がみられるときは、雨が降る前触れといえるでしょう。

気圧の低下や降水が見込まれた中、この日は当会の交流会にご参加してくださり、ありがとうございました。またいつでもお越しください。

初めて参加しようかなと考えている方も、久しぶりに参加しようかなと考えている方も、ぜひ、大歓迎です!では👋

うちうみ
2025年04月20日 00:37

札幌メンタル自助交流会vol.71を開催しました!

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本日の参加者は11名(司会含む)の参加。初参加の方は3名でした。

本日15回目のファシリテーターを務めさせて頂きました。「ともこ」です。

本日のメンタル自助会は家族や日常生活に関するテーマでした。

1)目の前のことを後回しにして優先順位が解らない。

2)パートナーの親が亡くなりどのように声かけたらいいか解らない。又、自分自身もメンタルが落ちてしまう。

3)双極性障害の既往あり休息ができない。「休め」と言われるが休むとはどういう意味なのか。

4)家族について
・息子が昼夜逆転で心配。
・父親か新興宗教にはまり働かず、厳しいことを言われていた。母親だけが働いていた環境だった。その環境を見て育ってきた為、よく人と比べてしまう。
・進路について、親に大手企業に就職しなさいと圧力をかけられ自分の進路に悩んでいる。

1)~4)が話題になりました。

1)についての意見
・期日前や絶対やらないといけないことは先にやる。
・きっちり終わらなくていい。
・完璧に全部すべてやろうとしなくていい。
・目の前の単純作業から初めてみる。

2)についての意見
・遺族会に参加してしてみる。
・グリーフケア専門のクリニックや病院を利用してみる。
・同じ経験をもつ方の話を聞いてみる。

3)についての意見
・睡眠をとれるように環境等調整する。
・自分自身をだましながらコントロールしてみる。
・アウトドアを初めて見る。

4)についての意見
・今は息子さんが困っていないのであれば様子を見る。
・人と比べそうになる時は、その場の環境から離れてみる。又マイナスではなくプラスに考えてみる。
・長い人生なので自分のやりたいことをまず見つけてみる。進路について親の希望でない職種についても何とかなる。

その他)傾聴のみの方の感想
・人との距離感が難しいと感じた。
・医師と整体師しか話してなかったので今回は皆と話せてよかった。
・悩みを話す難しさを学べてよかった。


本日のメンタル自助会はご自身の悩みや体験談の他に、初めて参加の方やメンタル自助会の傾聴のみの方や久しぶりにメンタル自助会に参加する方もいました。

傾聴のみの方も「久しぶりに人の話を聞けて良かったです」と感想を述べてくれました。

初参加の方も「次回も又参加したい」という感想もありました。

また何回かメンタル自助会に参加する中でやっと自分の悩みの話をすることが出来た方や、前回のメンタル自助会で貰ったアドバイスを実行し、良い結果が出たという報告もありました。

司会を15回努めて「自助グルーブは同じような悩みや問題を抱えた人たちがお互いに支え合い、励ましあうことで、問題の解決や克服を図るクループ」であることを改めて実感しました。

本日はありがとうございました。
2025年04月12日 22:16